神奈川県警、危険すぎるイラスト投稿して物議 担当者が明かす「モデルの人物」で二度驚く…

神奈川県警のXアカウントが、どう見ても「野獣先輩」にしか見えないイラストを投稿して話題。担当者は「街で見かけた人物がモデル」と説明する。

2024/09/12 04:45



■街で目撃した人物に衝撃走る…

今回の取材に応じてくれたのは、同ポストを投稿した神奈川県警の交通総務課。

話題のポストの詳細について、同課の担当者は「当課のX投稿は、交通安全情報に関する発信となります」「今回ご指摘のポストにつきましては、正しい乗車姿勢について呼びかけるものとなります」と説明する。

なお、イラストを担当したのも同課員だという。

イラストのモデルの有無については「同課員が街で見かけた、乗車姿勢の悪い運転手を元に、自身で作成したものとなります」という回答が得られた。

神奈川県警イラスト

つまり今回のイラストは神奈川県警が「ネット上を漁って発見したものをトレースした」ような陳腐なものではなく、街でたまたま見かけた野獣先輩に酷似した人物(もしくは本人)をモデルに描いたものと判明したのだ。

ちなみに同アカウントの投稿には都度、上長の承認が必要となっているため、今回のポストも担当者の上長が確認し、「問題なし」と判断されたワケである。これもうわかんねぇな。

なお、このような「バズり」に繋がった投稿が過去にあったかを尋ねると「(今回のように)本来の目的に沿わないような反響のあった投稿はありません」との回答が得られており、ネット上で祭りが起こっていることは神奈川県警も認知している様子。


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■ついに議員まで反応

今回のポストは各界にも衝撃を与えており、神奈川県議会議員・小林たけし氏も自身のアカウントより「警察からすると完全なもらい事故だと思いますが、正しい姿勢での乗車を啓発する目的は想定以上に達成されたと思います」と発信している。

前出のように、神奈川県警の交通総務課アカウントでは交通安全に関する情報を多数発信しているので、安全運転を心がけるためにも小まめに確認して、どうぞ。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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