埼玉西武ライオンズの優勝を予想した高木豊氏が謝罪 「私の見る目のなさ…」
高木豊氏がシーズン前、最下位が確定した西武ライオンズを優勝予想したことを謝罪。歴史的低迷の理由に「ドラフト戦略」を挙げた。
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。シーズン前、埼玉西武ライオンズの優勝を予想したことを謝罪した。
■高木氏が謝罪
シーズン前、西武の優勝を予想していた高木氏は、森藤恵美から3年ぶりの最下位が決定したことを知らされると「マジ期待していたんだけどな。投手力は半端ないもん。髙橋光成が1勝もできないなんて」と嘆く。
さらに、「明るい材料は隅田知一郎投手と武内夏暉投手の活躍ぐらい」と指摘したうえで、「なにもかもダメだったな」「打てないし、守れないし、選手が育ってない」と分析した。
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■ドラフト戦略が低迷の要因?
西武の今シーズンを時系列で振り返った高木氏は、5位と18ゲーム差の最下位という歴史的な成績に「なにも言うことはないよ。ぐうの音もでない」とコメント。
また、「戦いながら来季に向けて戦い出して。いろいろ試行錯誤しながら、GMがやってたんだけども、それでも『これ、将来的に4番を打たすバッターじゃないよね』っていうのを、据えるしかないというか」と戦いぶりに苦言を呈す。
森藤が「なぜ今年そうなったんですか?」と質問すると、「ドラフトで野手に気を取られて、 野手は採っていなかったな。たぶん」と分析した。
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■「責めてくれていい」
評価が高かった投手陣も不調に陥った要因を高木氏は、「それはね、打てないと投げられなくなるよ。力投しても『負けてる』みたいな。それでは困るよ」と指摘する。
その後、西武の誤算を分析した高木氏は「来季も苦しいと思うよ。優勝予想は絶対にしない。裏切られたとは思っていないけど、惜しかったら裏切られたと思うけど、これだけ離されるとね。私の見る目のなさ」と嘆く。
森藤が「ファンもチームもこの成績は予想外だった。豊さんも責められない」とフォローするが、高木氏は「責めてくれていいよ、別に。がっかりしたから」と肩を落としていた。
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■ここ5年のドラフト1位選手は…
歴史的な早さで最下位が確定した西武。その要因を高木氏は「ドラフト戦略にある」と感じているようだ。
ちなみに直近5年の西武ドラフト1位選手は、2019年が宮川哲投手(ヤクルトに移籍)、2020年渡部健人内野手、2021年隅田投手、2022年蛭間拓哉選手、2023年武内投手の5名。
隅田投手と武内投手は活躍しているものの、中村剛也選手の後釜に期待された渡部選手と早稲田大学から鳴り物入りで入団した蛭間選手は、1軍に定着できない状態が続いている。