日本人の6割、悪の組織「ボスの名前」を知らなかった これはベガ様もブチ切れるレベル…

「悪の組織のボスの名前」に関する質問が、男女で回答が大きく分かれる結果に。人気配信者・ストーム久保は「男性はベガに洗脳されている」と指摘する。

2024/09/23 11:00



■じつは「バイソン」も間違いではない

ストーム久保

今回の結果を受け、久保氏は「『バイソン』と『ベガ』の字面や語感だけで判断すると、バイソンの方が強そうに感じますし、実際に口に出すとさらにバイソンの方が強そうな気がします」と大きく頷く。

ベガ

続けて「しかし、『ストリートファイター』を知っている男性からすれば、ベガこそが『悪の組織のボス』なのでしょう。つまり、これは既にベガの洗脳済みの男性が多いということです」と、大胆な説を提唱したのだ。

ベガ

なお、じつはシャドルー四天王には「国内外での名前入れ替え問題」という、複雑な事情が存在することをご存知だろうか。じつは、考え方次第では「バイソンがボスの名前」という回答は、間違いではないのである。

こちらの話題について、久保氏は「海外では様々な事情でベガがバイソン、バイソンがバルログ、バルログがベガ、というように名前が入れ替わっており、これがとても厄介です」と、眉間に皺を寄せつつコメント。

シャドルー

その代表的な事例が「海外勢との対戦時の意思疎通」である。

久保氏からは「海外大会で対戦する相手のキャラクターが何なのか聞くと『BISON』と言われたので、試合が始まるまでバイソン対策を考えていたら、突然ベガが出てきてパニックになった経験があります」「しかし、これは嘘をつかれたワケでもなんでも無く、私が無知なだけでした…」とのエピソードが語られたのだった。

この事情がより複雑となるのは、日本勢が「海外だと名前が違うんだよな」と理解していても、海外勢が「日本だと名前が違うんだよな」と気を利かせてくれたケースである。

記者も以前、海外からの遠征勢と「英語圏だとバルログはベガだよな」という認識のもとで会話をしていたのだが、その相手が「日本の呼び名」を知った上でキャラの呼び名を「日本式」に合わせてくれたため、会話が途中で噛み合わなくなる…という悲劇が発生したのだ。

こうした問題について、久保氏は「大会に出るようなゲーマーは、そういったややこしさを解決させるため、キャラの特徴から世界共通で使えるあだ名を作ります」と説明する。

こうした事情もあって、海外の大会ではバイソンを「ボクサー」、バルロを「クロウ」(爪)、ベガを「ディクテイター」(独裁者)とも呼んでおり、久保氏も名前の勘違いがなくなったそうだ。


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■『スト6』のベガ、どんなキャラ?

ベガ

6月26日に、記念すべき「四天王の1人目」として『スト6』に参戦したベガだが、最新ナンバリングのストーリーではどのような立ち位置にいるのだろうか。

ベガ

近年のベガの歩みについて、久保氏は「前作『ストリートファイターV』では衛星兵器を使って本格的に世界を滅ぼそうとしていたベガですが、リュウに敗北し、体が崩壊して消滅しました」「世界征服よりも『強いやつと戦うこと』が本当の望みだったのか、負けたにも関わらず満足しながら消滅していったように思えます」と説明する。

ベガ

続けて「しかし、そんなベガの気持ちを無視し、シャドルーの残党は第2のベガを作ろうとして、ベガと同じ力を持つエドを利用するなど、迷惑な行為を続けています」と、コメント。

ベガ

だが、すぐに「…いえ、拉致・洗脳・破壊活動をしていた元のシャドルーの方が良くないですね。『スト6』でベガは復活しましたが、シャドルーの残党はいつまでも見つけられず、無駄な活動を続けてほしいものです」と、シャドルー穏健派としての意見を寄せてくれた。

ストーリー的には微妙な立ち位置にいる現状のベガ(およびシャドルー)だが、そのキャラ性能には恐ろしいものがあるという。

久保氏からは「『スト6』のベガは凄まじいキャラで、状況にも寄りますが、2回コンボを決めれば勝てる爆発力を持っています」「さらに、対処されづらい必殺技を複数実装しているため、カジュアルに使っても強く、プロシーンでも活躍しているキャラクターです」とのコメントが。

また、久保氏は「言いたくないですが、エドモンド本田の完全上位互換となっており、数多くの力士を引退させた罪深い性能をしています」とも説明しており、身に覚えのあるベガ使いも多いのではないだろうか。

ベガ

明日24日より、『スト6』では新キャラのテリーが追加される。我らがベガ様とのキャラ相性が、気になるばかりだ。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年6月13日~2024年6月20日
対象:全国10代~60代男女719名 (有効回答数)
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