ゲーセンに現れたポスター、理解不能な1文に目を疑うも… 「イカれてて好き」と話題に
漫画家・押切蓮介氏の新刊にコメントを寄せたプロゲーマー・梅原大吾氏。常人を置き去りにした推薦文に「さすがウメハラ」と驚きの声が上がった。
ゲームセンター内に掲出されたポスターの内容が「何かおかしい」と話題に。全国の格闘ゲームプレイヤーから、多数のツッコミが寄せられる事態となった。
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■このアピール文、何かがおかしい…
ことの発端は、格ゲーマー・大統領マルモリさんが投稿した1件のポスト。
「天神タイトーで見かけた広告。 ウメハラさん言ってることおかしくて草」と意味深な文章が綴られた投稿には、25日発売となった漫画家・押切蓮介氏の新刊『ハイスコアガール DASH』と『俺より弱いやつに会いに行く』のコミックスの宣伝ポスターの写真が添えられている。
そして、同著の宣伝アピールとしてコメントを担当したのが、プロゲーマー・梅原大吾氏(以下、ウメハラ氏)。
なんとウメハラ氏から寄せられたコメントは「忙しすぎて読めなかったけど、たぶんおもしろかった」となっていたのだ。
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■「見てから余裕でした」(見てない)
世界中の格ゲーマーの「神」として崇められるウメハラ氏。そのエピソードは枚挙に暇がない。
中でも有名なものが、ウメハラ氏の人間離れした反応速度と読みの鋭さを象徴する「小足見てから昇竜余裕でした」であろう。
後にウメハラ氏自身が「言ってない」と否定し、本人によるコメントでなかったと判明したが、小足(しゃがみ弱キック)という発生が速い技を見てから「昇竜拳」という完全無敵技を合わせているようにしか見えないプレイの連続は見る者を圧倒し、世の格ゲーマーに「ウメハラならやりかねない」という、認識を持って受け止められた。
そしてウメハラ氏は、ついに今回「見てから」という工程すらをも超越することに成功。件のコメントは、意訳すれば「漫画見てないけど評価余裕でした」といったところだろうか。
この事実は世の格ゲーマーに多大なる衝撃を与え、前出のポストは投稿から数日足らずで4,000件以上ものリポストを叩き出す事態に。
Xユーザーからは「ウメハラがァ! うろ覚ェ!」「ある意味、作者への信頼だ」「ウソはつかないスタイル」「ウメハラは感想で遊ぶからな」「ウメちゃんイカれてて好き」など、ツッコミと称賛の声が多数寄せられていた。
天神タイトーで見かけた広告。
ウメハラさん言ってることおかしくて草。 pic.twitter.com/zmadUS3Idq— 大統領マルモリ(本物) (@maru_mori_b) September 22, 2024
なお、ポスト投稿主・大統領マルモリさんも、ポスター発見時の感想については「押切先生の新刊でるんだなあ…買うか…。おっ、ウメハラさんが推薦文書いてるんだ、と思いつつ、言ってることおかしくね? と感じました」と振り返っている。
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■プロゲーマーも思わずツッコミ
いや読めやw pic.twitter.com/jvMMUULitt
— CR シュート (@Shuto_fgc) September 25, 2024
こちらの推薦文はプロゲーマー界隈にも衝撃を与えており、プロゲーマー・Shuto氏も、自身のXアカウントより「いや読めやw」と反応。こちらのポストも、大きな盛り上がりを見せている。
常人にとって漫画は「読む」ものだが、ウメハラ氏は格ゲーマーに必要な「読み」の能力がカンストしているため、ページを開かずともその魅力が理解できるのだろう
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)