阪神タイガースが“優勝を逃した理由” 下柳剛氏が独自分析「最後の最後で…」
阪神タイガースがリーグ優勝を逃した理由を下柳剛氏が分析。「日本一のアレンパ」に照準を切り替えて…。
元阪神タイガースの下柳剛氏が自身のYouTubeチャンネル『柳に風』で、阪神がリーグ優勝を逃した要因を分析した。
■優勝を逃した要因は…
下柳氏は阪神がリーグ優勝を逃した要因に9月22、23日の直接対決2連戦を挙げ、「あそこで2連勝がタイガース優勝の絶対条件だったと言ってもおかしくはないところだった」と分析する。
続けて「2試合とも良い試合だったけど、1勝1敗で終わったというのが。今季のタイガースが最後の最後で優勝できなかったというところかな」と持論を展開。
9月末まで巨人と阪神が優勝を争ったことに「タイガースファンの皆さんも 巨人ファンの皆さんも、シーズンの最後の最後まで、 巨人と阪神が優勝争いをして終わるシーズンを見られたというのは、巨人ファン・阪神ファンにとっては、このうえない喜びじゃないでしょうか」とコメントした。
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■「日本一のアレンパ」に期待
阪神が出場を決めているクライマックスシリーズについて下柳氏は「ファーストステージを甲子園でやれる。甲子園での勝率の異常な高さを利用して、そこで勢いをつけて東京ドームに乗り込むということで、いかがでしょうか」とファンに呼びかける。
続けて「なんとか日本シリーズに行って、日本一のアレンパ。 日本シリーズ連覇というところを最後は目指していくしかありません」とクライマックスシリーズ制覇に気持ちを切り替えた。
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■シーズン前は優勝候補の最右翼に
2023年、圧倒的な強さでセントラル・リーグを制し、クライマックスシリーズ・日本シリーズを勝ち抜いた阪神。今季も優勝候補の最右翼に挙げられていた。
Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「セ・リーグで今年優勝すると思う球団」を聞いた調査では、44.3%が「阪神タイガース」と回答。優勝した読売ジャイアンツは2位で、16.3%。28ポイントの差をつけており、阪神の連覇を予想する人が多かった。
惜しくも優勝を逃した阪神だが、日本一連覇の可能性は残されている。3位球団も含めて、クライマックスシリーズで再び熱い試合が繰り広げられることになりそうだ。