元プラス・マイナス岩橋、告発のきっかけはマッサージ店で発症した“クセ”「もう死のうって…」
岩橋さんは「死んでしまうんだったら、全部正直に言おうと…」と当時を回顧。
お笑いジャーナリスト・たかまつななさんが28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
元プラス・マイナスの岩橋良昌さんが告発したきっかけや病気を公表した理由を語りました。
■余計疲れるマッサージ
「強迫性障害」と「トゥレット症候群」という精神疾患を公表している岩橋さん。
強迫性障害は、自分の意思に反してある考えが頭に浮かんで離れず(強迫観念)、その強迫観念で生まれた不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返します(強迫行為)。
岩橋さんの場合、久しぶりの休みでマッサージ店に行っても、「『腰を強めにやってもらっていいですか』、強めって言ったけど肩の強さのまま触ってるのかな、肩は肩の強さがあるのか、腰は腰の強さがあるのか…肩の強さと腰の強さは共通するのか…」などずっと頭のなかで考えてしまうため、マッサージが終わると余計疲れているといい「死にたいってなるんですよ。きつい人生でしたね」と語りました。
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■収録前・ステージ前も…
また、トゥレット症候群はチック症の一種で、声に出してしまう“音声チック”と、体を動かす動作を繰り返すなどの“運動チック”がありますが、岩橋さんは小学2年生くらいの頃に、授業中に「アーッ」と言うようになりイジメにあっていたと明かします。また、高校生の頃には音声チックの一種“汚言症”が発症。女性の前で卑猥な言葉を口に出してしまうことに苦しんだことを告白。
さらに、テレビ収録の前や漫才でステージに出る前も必ずクセを“処理”していたといい「毎回やってたんで、結構しんどかった」と心境を語りました。
現在は、処方されている薬・睡眠をしっかりとる・森林浴を心がけ、病と付き合っているといいます。
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■告発のキッカケ
今年1月、自身のXで制作会社プロデューサーのパワハラや、先輩芸人に女性を紹介する“上納システム”についてなど、多くの“告発”をポストし、世間を賑わせた岩橋さん。2月には、所属していた吉本興業の公式サイトで岩橋さんとのマネジメント契約を解消したことを発表しています。
告発したきっかけは、当日マッサージ店に行ったときのこと。前述したように頭のなかでグルグルと考えてしまったといい、「余計疲れてる。『マッサージも受けられへんのや、死のう』ってなりますよね」「死んでしまうんだったら、全部正直に言おうと思いました」と経緯を語りました。
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■前日の韓国旅行で…
岩橋さんは「でも、反省点があって…」と、マッサージ店に行く前日に知人と韓国旅行に行ったことを回顧。
睡眠をしっかり取らないと病が発症しやすいため、睡眠導入薬も処方されていたものの、寝ずに朝方までカジノで遊んでいたそうで「その状態で飛行機で大阪帰ってきて、マッサージに行ったからクセが酷くなってて…」と振り返りました。
強迫性障害もチック症も、理解されることが難しい病だと話す岩橋さんは「ガチャなんですよ。平等に接してもらうためにも知ってもらうのが大事。一般の方よりはちょっと発信力があるかもしれないので、一役買っていきたい思いがありますよね」と思いを伝えました。