一見普通のミント飴、徹夜が楽になる理由にゾッとした 恐ろしすぎる「魔改造」にネット民驚愕
店頭で発見したミント飴、POPの紹介文が「凄まじすぎる」と話題に。店主は「飴に練り込める限界の量」と説明する。
■誕生の経緯、やはりイカれていた
10倍ストロングミント飴 最強に辛い徹夜専用飴!マスクをすれば涙が止まらず、水を飲めばキンキンに冷えた水に感じられる、ひたすら苦い強烈デスミント飴。作るのが大変なので製造したく無いのですが、何故かこればかり購入して頂ける方が居るので仕方なく。結晶のハッカと粉末ミントをあふれる程投入 pic.twitter.com/zvVrGfCIp1
— 浅草 飴屋 (@asakusaameya) September 27, 2024
「浅草 飴屋」の特徴について、同店店主は「浅草花やしき通りにある、1人で製造販売している小さなお店です。どこにも卸してない、浅草ならではのお店です」「少量なので、お客様から色々なお話を聞いてニッチな飴を製造しています」と説明する。
今回話題となった「10倍ストロングミント飴」誕生の経緯については、「看護師の方に『ミントの強い飴を作ってほしい』とリクエストを頂き、ミントの量にダメ出しを受けたため、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍…とニーズに応えて倍増していったのが、製造のきっかけです」と、思わず耳を疑うようなエピソードが登場。
2012年頃にはまだ「ミント量2倍」だったため、約10年で「10倍」への進化を遂げたワケだ。それにしてもこの店主、ノリノリである。
その特徴について、店主は「基本の(1倍)ミント飴は、甘さとミントの清涼感があって美味しいです」「ミント量の倍増に関しては元々、結晶のハッカを倍にしただけだったのですが、4倍からは粉末のミントを練り込み、より複雑な辛さも増やしました。10倍は飴に練り込める限界の量なので、これ以上のものは製造できません」とも説明していた。
つまり「10倍ストロングミント飴」は、神が「これ以上進んではいけない」と警告を鳴らすレベル、言わば人間がギリギリ辿り着ける「ミント飴の臨界点」なのだ。常人がこの先に踏み込んだら、無事ではいられないだろう…。
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■その他ラインナップもクセが強すぎる…
そんな「10倍ストロングミント飴」の主な購入者は看護師、漫画家、受験生、ドライバー。納得の顔ぶれである…。
店主は「大量に購入して頂けるため、店頭では余った分を少量販売しています」「リピーターの方は、夜勤や仕事が忙しいという方が多いようです」とも補足していた。
なお、同店では「10倍ストロングミント飴」の他にもトマト飴、コーンポタージュ飴、みたらし団子飴、パクチー飴、豚骨ラーメン飴、味噌汁飴、納豆飴カラシ入り、えびせん飴、梅昆布飴、梅酒飴アルコール入り、ビーフカレー飴など、個性的な製品を多数取り扱っており、既存の「飴」という概念を粉々にぶち壊してくれる。
もちろんイロモノだけでなく、らむね飴、ベッコウ飴、あまおう苺飴といったスタンダードな商品も揃っているので、安心してほしい。
今回注目が集まった件について、店主からは「全ての飴は試食できるので、ぜひ浅草においでの際は実際に食べてみて、お友達や会社の方々へのお土産として、コミニケーションの話の種と美味しさを体感してほしいです!」とのコメントが得られているので、気になる人は足を運んでみよう。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)