中国系メーカーの照明が天井から落下、壊れ方にゾッとした 10分遅ければ恐ろしい大事故に…
家電メーカー・SwitchBotの照明が、天井から落下したケースが複数報告されて話題に。その光景が「恐ろしすぎる」と波紋を呼んだ。
■発見時の状況が恐ろしすぎる…
昨夜、急に大きな音がして部屋に行ってみると、SwitchBot LEDシーリングライトが本体ごと落下して破損していた。よく見ると、配線器具から外れたのではなく、本体のねじ止め7か所が全て破損して基盤ごと落下した模様。10分前までその真下にいたので、ある意味不幸中の幸い。
(↓続きます) pic.twitter.com/P1CLXyKxAN— ぶんじカンパニー (@bunji1818) September 28, 2024
LEDシーリングライトが落下したのは、9月28日の深夜0時ごろ。
当時の様子について、Bさんは「LEDシーリングライトが設置してある書斎から、寝室に移動しました。そしてベッドに横になって10分ぐらいすると、書斎の方から『ドンガラガッシャーーン!』という大きな音がしました。何ごとかと思い書斎へ向かうと、床には粉々になったシーリングライトがあり、とても驚きました」と、振り返る。
最初は「天井の固定具から外れた」と思ったBさんだが、天井の固定具にはパーツが固定されたままになっているのを発見。そこで初めて「シーリングライト自体が2つに割れてしまった」という事態に気がついたのだ。
その後の対応について、Bさんは「『こんなことがあり得るのか?』と、二重に驚きました」「少しだけ破片を片付けてから再びベッドに横になっていると、天井から基板が垂れ下がっていたのを思い出し、『通電していたら壊れた基板から発火して火事になるかも…』と不安になったので、再び起きて壁にあるライトのスイッチをオフにしました」と、説明している。
驚きの連続であまり寝られず、翌日は寝不足になってしまったそうだ。
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■メーカーに取材を打診すると…
後日、交換品をあてにするのでなく、家電用品店までシーリングライトを購入しに行ったBさん。
新しく購入した製品の「決め手」については「あり得ない状態の破損を見ていたので、二度と同じ経験をしたくないと思い、絶対に安全だと思われる、少し高価なパナソニックのシーリングライトを購入しました」とも説明している。
今回のポストに寄せられたリプライの中には、中国系メーカー・SwitchBotの品質に疑問を覚えるユーザーからの「やはり家電は大手日本メーカー製に限る」という旨の意見も散見された。
Bさんは「私と全く同じような落下事例の報告も複数あり、添付された写真の状況を見て『これは私だけの問題ではないな』と思いました」とも、語っている。
【SNS上におけるシーリングライト落下についてのご報告】
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。この度、SNS上にて報告されました弊社製品のシーリングライトが落下した件について、ユーザー様にはご心配をおかけした事を心よりお詫び申し上げます。…— SwitchBot Japan(スイッチボット) (@SwitchBotJapan) September 29, 2024
これらの事態を受け、Bさんのポスト投稿の翌日には「SwitchBot Japan」Xアカウントが、「SNS上におけるシーリングライト落下についてのご報告」を題したポストを投稿。一連の報告に対する謝罪と、今後の対応方針に関する説明が行われた。
そこで、本件に関する踏み込んだ情報を入手すべく、SwitchBot社に取材を打診したが、「現時点で公表できる内容は既に報告済み(前出のXポスト)の内容が全てである」とのことで、回答は得られなかった。
同社の担当者は「調査結果が判明次第、速やかに皆様へ報告させて頂きますので、お待ち頂けますようお願い申し上げます」と、説明している。
「天井に取り付ける照明」の性質上、落下した場合は人の頭や顔に当たる可能性も高い。一刻も早い原因究明が待たれるばかりだ。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)