『おむすび』結の父・聖人、心配性すぎる姿に視聴者推察 「傷が大きそう」「どれだけの物を…」
NHK朝ドラ『おむすび』で、帰宅が遅くなった結(橋本環奈)に過干渉なほどの尋問をした父・聖人(北村有起哉)。視聴者が推察した“納得の理由”は…。
■「どれだけの物を失ったんだろう」
以前、兵庫・神戸市で暮らしていた結の一家は1995年1月17日の阪神・淡路大震災で被災し、父・聖人の故郷である糸島へ移住。
先月30日放送の第1話では祖母の佳代(宮崎美子)と愛子の「あげん小さかった結が高校生ね」「もう9年だもんね」という会話に反応した聖人が「9年やない。9年と2ヶ月と20日や」と訂正している。
そして2日の放送で書道部の入部に悩む結が「いくら楽しくても、なくなっちゃうかもしれんし」と吐露した際には、幼い女の子と地震の被害で崩れた建物の様子が映し出され、結もまた心に癒えない傷を負っていることがうかがえた。
これらの描写から「お父さんが結の行き先をすごい勢いで尋問してたのは、束縛の強い父というより震災の後遺症もあるんじゃないかな」「もはや心配の仕方が生存確認。あの家族は神戸でどれだけの物を失ったんだろう…」「お父さん、結の帰宅が遅いだけで生死を心配しちゃうの傷が大きそう…」との声が上がった。
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■家族の言動に注目も
また、テレビの前で電話する聖人のせいで野球中継視聴を邪魔された永吉が激怒までしなかったことや、聖人の様子をそっと見守ったり茶化したりする愛子など、家族の様子に注目した人もいたよう。
「周りも震災後の心配性に、さりげなく寄り添っているようだった。おじいちゃんも、大好きなホークス戦観るの邪魔されても仕方ないと思える程なのかな」「愛子さんはそれがいつもで心配だから敢えて茶化しているのかな」といった声が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)