インパルス堤下、地上波オンエア前日に母が他界　直前の言葉を明かし「その悔しさがずっとある」

お笑いタレントの千原せいじさんが7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いコンビ・インパルスの堤下敦さんが出演した今回、今でも悔やむ出来事を語りました。

【動画】2回、車の事故を起こした堤下さん。泣いている娘から電話がきたことも明かしました

■泣いている娘から電話

2017年に交通事故を起こしたほか、2022年にも物損事故を起こしている堤下さん。活動自粛を経て昨年10月に復帰。復帰後はコンビ活動の再開は出来ていないものの「自分なりに仕事を取れるように頑張ってます」と、YouTubeのほか舞台やテレビ・ラジオ・映画などで活躍しています。

また、堤下さんは前妻との間に11歳になる娘がいますが、事故を知った娘から泣きながらテレビ電話がきたことを明かし「あんな姿見たのはじめてだったので。情けなかったです、親として」「もういい加減にしっかりしないと。これからは絶対ないようにというのは心に誓ってます」と心情を伝えました。

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■やっと願いが叶うと思った前日…

現在、自動車免許は返納し活動に精を出している堤下さんですが、せいじさんは「また頑張るぞ！　っていう前向きになるキッカケとかあった？」と質問。

堤下さんは「お袋が亡くなって…」と2020年1月23日に他界した母親について切り出します。亡くなる前まで「あっちゃんをテレビで観たいなぁ」と話しているなか、1月24日にオンエアされる番組が決まっていたのだとか。

「よし、最期にお袋になんとかテレビつけて、俺の声を聞いてくれたらいいなと思ったんですけど…」と喜んでいるなか、願いは叶わずオンエア前日に他界。「その悔しさがずっと（心に）ある」と吐露しました。

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■先輩芸人たちに「少しでも恩返しできたら…」

また、現在ひとりで暮らしている父親は「テレビに出てるだけで安心してくれる」とYouTubeは観ない父親のためだと話し、「子供にも『お父さんは落ち込んだけど、立派に復活したんだよ』っていう姿を見せたい」と、母親の願いを叶えられなかった悔しさ、父親を安心させるため、そして子供への思い…と、今の堤下さんの原動力について語ります。

家族以外にも、これまで自身のYouTubeチャンネルに「ええで」と快く出演してくれる先輩芸人がたくさんいたことに触れ「その人たちに、少しでも恩返しできたらいいなという気持ちもある」と伝えました。