『ライオンの隠れ家』1話 少年の出現で破られた兄弟の平和…意外な展開予想も

謎が深まる第1話の展開に、SNSでは不安・心配の声も寄せられています。

2024/10/12 13:00


ライオンの隠れ家
(画像は『ライオンの隠れ家公式HP』より/©TBS)

11日に放送開始した、秋の新ドラマライオンの隠れ家』(TBS系)の1話「ライオンとの出会い」。

主演に柳楽優弥さんを迎え、『私の家政夫ナギサさん』や『おっさんずラブ』を手掛けた徳尾浩司氏が脚本を担当。情報公開時から注目されていた本作ですが、初回にも関わらず次々と出てくる謎の数々に、早くも様々な考察の声が飛び交っています(ネタバレを含みます)。



■凪ような生活に現れた少年

市役所に勤める洸人(柳楽優弥)は、4歳下の弟・美路人(坂東龍汰)と長い間二人暮らしをしていました。こだわりが強い自閉スペクトラム症の美路人のルーティンを守りながら、穏やかな毎日を送ってきた洸人でしたが、ある日帰宅すると縁の下にライオンのぬいぐるみを抱えた1人の男の子が…。トイレを貸した後、すぐに警察に連れて行くつもりでしたが、少年は頑なに帰りません。

「ここで暮らす」と言い出した少年は自らを”ライオン”と名乗り、持っていたスマホを洸人に差し出します。するとそこには、「じゃあ、あとはよろしく」のメッセージが。この文字を見て、洸人はある1人の人物を思い出します。


関連記事:自撮りしようとライオンの囲いに入った男性が死亡 昼の動物園で大惨事

■記憶の中に眠っていた姉

メッセージを目にして、遠い過去から甦ったのは異母姉弟の愛生(尾野真千子)のことでした。

6歳上の愛生が家にやって来たのは、洸人が10歳、美路人が6歳のときでした。カレーにマヨネーズをかける姿や行方がわからなくなる直前に聞いた「じゃあ、あとはよろしく」の言葉。そして、あの頃の奔放な言動を思えば、自分の子どもを弟に押し付けることがあってもおかしくないと、洸人は妙に納得してしまいます。

翌朝警察の前まで連れて行ったものの、着替えの際に見たライオンの体の痣やなぜか美路人が止めようとしたこと、「この家にいれば安全だから」という言葉などが頭をよぎり、結局踵を返したのでした。


関連記事:松本人志が「良いもの見た」と感嘆 絶滅危機のライオン『クレイジージャーニー』で日本初の撮影に成功

■3人の未来

1話は全体的にほのぼのとした雰囲気が流れていましたが、冒頭の吊り橋のシーンや、刑事の高田(柿澤勇人)が愛生を探している場面など、不穏な空気を感じる部分がいくつもありました。

そのためSNSでは、「お兄ちゃんの優しさが仇とならないことだけを祈る…」といった不安の声が多く投稿されています。

なかでもライオンを警察に連れて行かなかった洸人の行動に対して、「お兄ちゃんのこの選択が吉と出るか凶と出るか」「結構警察出てきてたけど、誘拐犯にされたりしないよね…?せめて3人は幸せになってくれ…」「わかんない 誘拐罪とかになんないのかな 相手の親から訴えられたら終わりそうだけど、よろしく頼まれてるしな…」など、現実的な心配をする視聴者も多数。

また、ライオンの親については、「めちゃめちゃ単純に考えて愛生とライオンは向井理から虐待を受けていてそこから逃げて無理心中しようとしたけど、思い止まって安全地帯である洸人たちに預けた?」「尾野真千子が虐待してたのか向井理から逃したのか… 」や、「(愛生が)2人の姉ではあるけどライオンくんの母親とは限らないのね」という、ライオンの親は愛生以外の人物だとする声も…!

たしかに、”ライオンの母は愛生”というのが私たちの思い込みであれば、なぜ吊り橋に2人はいたのか…そして、ライオンはどこから来たのか…ますます謎が深まりますね。

・合わせて読みたい→サーカス団からライオンが逃げ出し徘徊 人口4万の小さな町が大パニックに

(文/Sirabee 編集部・福野 エリカ

ドラマ女性柳楽優弥ライオンの隠れ家冬ドラマ
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング