大地震に襲われたタイガー魔法瓶、信じられない光景に目を疑う 4割弱が「想像できなかった」事態とは…
100年前、歴史に残る大地震・関東大震災がタイガー魔法瓶の商品を襲う。しかし、納品した魔法瓶は「100本全て無傷」だったのだ。
ユーザーが水筒に求める要素といえば、軽さ、内容量の大きさ、保冷の持続力、洗いやすさなどが挙げられると思うが、忘れてはいけないのが、耐久性。
さて水筒の耐久性といえば、100年前に関東地方を襲った大地震に関連した「とんでもないエピソード」が存在するのをご存知だろうか。
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■100本の魔法瓶を襲った大地震
Sirabee編集部では以前、1923年(大正12年)に関東大震災が発生した際、タイガー魔法瓶が商店に納入した「100本の魔法瓶」の状態に関するアンケート調査を実施したことが。
大阪府に本社を構える同社だが、じつは関東大震災が発生する3カ月ほど前から東京へ進出。そんなタイミングで、予想だにしなかった非常事態が発生してしまったのだ。
さて、関東大震災の影響により、100本の魔法瓶のうち「何本か割れてしまった」かを、読者諸君もぜひ考えてみてほしい。
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■ヒント:関東大震災はマグニチュード7.9
アンケートの結果、最も多かった回答は「全く割れなかった」(65.3%)となり、「ほぼ半分」(23.1%)、「ほぼ全て」(11.6%)が続いた。
なお、「全く割れなかった」という回答は男女共に40代が最も多く、反対に若年層は「ほぼ半分」と「ほぼ全て」という回答がやや多い傾向にある。
100年が経過して人類の科学は飛躍的に進歩したが、現代の我われから見ても、関東大震災の「マグニチュード7.9」という規模感は非常に恐ろしい。
ましてや当時は大正時代。流石のタイガー魔法瓶の製品と言えど、大半が割れてしまった…と考えるのが自然だろう。
そこで今回は、タイガー魔法瓶に当時のエピソードを詳しく聞いてみることに。すると、思わず耳を疑う「衝撃の舞台裏」が明らかになったのだ…。