見抜かれていることも… 約9割が「つまらない会話」に対してした大人な対応
あまりにもつまらない会話をされたときには、対応に困る人も多いと思うが…。
人間関係を円滑に保つためには、ときに愛想笑いが必要となる場面もあるだろう。しかしおもしろいと感じていない会話でも、相手の気分を損ねないように笑顔を作るのは大変なことである。
■約9割「愛想笑いをした経験あり」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女625名を対象に「人との会話」に関する意識調査を実施したところ、全体で88.3%の人が「つまらない会話に愛想笑いをした経験がある」と回答した。
とくに日本の社会では「空気を読む力」が重視される場面が多く、愛想笑いはその一部として機能しているのかもしれない。
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■女性に多く見られ
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が高くなっているといえる。
女性は、愛想笑いを必要とされるような状況に置かれやすいのだろうか。ただ男性もすべての年代で7割を超えていることから、男女ともに年代を問わず愛想笑いをしているようだ。
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■取引先に愛想笑い
取引先との会話に苦痛を感じている30代女性は、「取引先との雑談がどうも退屈で仕方がなかったのですが、その場の空気を壊したくないので無理に笑ってしまいました。『つまらない』って思いながら笑うのはしんどいのですが、それがビジネスマナーだと割り切っています」と語る。
しかし心は疲れるようで、「そんなことを繰り返しているうちに、だんだんと疲れてくるのが自分でもわかります。きっと心には、大きなストレスがたまっているのでしょうね。できることなら愛想笑いはしないほうがいいのかもしれませんが、そういうわけにはいかなくて…」と本音を述べた。
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■推しから愛想笑い
Xでは、「いつも良い人ぶって、無理して愛想笑いしている自分に疲れた」や「愛想笑いしてまで、人付き合いしたくない」と愛想笑いに対して否定的な意見も多く見られた。
一方では、「推しから愛想笑いされるとかつらすぎ」や「最近勇気を出してバイトの人と話したけど、めっちゃ愛想笑いされた」と相手から愛想笑いをされた経験がある人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女625名