巨人対DeNAのCS第6戦、勝負を分けた采配を高木豊氏が分析 「8回裏の攻撃で…」
運命のCSファイナルで敗れ、リーグ優勝しながら日本シリーズを逃した読売ジャイアンツ。高木豊氏が語る勝負を分けたポイントとは?
■阿部監督は「責められない」
阿部監督の采配には「これは責められない。菅野と小林誠司を出して負けた。本当に手を尽くしたと思うんだよね。だからこれは責められない」とコメント。
阪神タイガース、読売ジャイアンツを倒して日本シリーズ進出を決めたDeNAには「よく勝ちきったと思う。才木浩人、髙橋遥人、戸郷翔征、菅野智之、(フォスター・)グリフィンに勝ってきたんだから、大したものだよ。日本シリーズも出るからには、がんばってほしい」とエールを送っていた。
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■巨人有利と見られていたが…
DeNAが勝利した2024年のセ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ。シーズンの対戦成績が巨人の16勝8敗1分と大きく勝ち越していることから、巨人有利と見られていた。
しかし戸郷投手、菅野投手、グリフィン投手の先発3本柱で3連敗。打線は吉川尚輝選手を故障で欠いたこともあり、得点力不足が顕著に。それでも2連勝して逆王手をかけたものの、第6戦に勝つことができなかった。
4年ぶりにリーグ優勝を勝ち取り、12年ぶりの日本一を目指した巨人にとっては、かなり悔しい敗退となった。