『おむすび』さり気なく“映り込んだもの”に「怖い」「ギュッとする」 視聴者の胸を締め付けたのは…
NHK朝ドラ『おむすび』の回想シーンで、登場人物の周りをよく見てみると…。“カウントダウン”に気づいた視聴者の声が相次いだ。
22日あさ放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』の回想シーンで映り込んだ“あるもの”に胸が締め付けられる視聴者が相次いだ。
■親友との仲を引き裂かれる歩
姉・歩(仲里依紗)の言葉に怒りを爆発させた結(橋本環奈)。家を飛び出して港で佇み、神戸で過ごした幼い頃を思い出す。
1994年10月、『美少女戦士セーラームーン』が大好きな5歳の結(磯村アメリ)と中学生の歩(高松咲希)は仲良しで、結は歩の親友・渡辺真紀(大島美優)にも懐いていた。
ある日、理髪店を営んでいた父・聖人(北村有起哉)は商店街の仲間たちから商店街にアーケードを設置する責任者になってほしいと頼まれ引き受けるが、真紀の父で靴店の店主、孝雄(緒形直人)はアーケード設置に大反対。真紀に歩と遊ばないように言い渡す。
真紀はその後も孝雄に内緒で米田家へ遊びに来ていたが、激怒した孝雄は「子供をだしにして、俺にアーケードの設置を認めさせたいんやろ」と言うと真紀を連れて帰ってしまった。
関連記事:水野美紀、20年来の友人・坂井真紀の本性を明かす 「心に侍を飼ってる」
■カレンダーに…
クリスマスツリーや正月飾りなどが映り込んだことからも数ヶ月揉め続けていることがわかるが、なかでも「バーバーヨネダ店内の日めくりカレンダーについ目がいってしまった」「カレンダー映る映る」と店内や自宅で映り込んだカレンダーに注目する声が。
その日付は1994年10月4日、12月、1995年1月12日。1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災の直前で、視聴者は「あと5日後…」「ここから阪神大震災か…」「明日からが怖い…」と重苦しい空気に。
「阪神大震災までのカウントダウンになってるの、めちゃくちゃつらかった」「震災が来る日を知っているからこそ、米田家の日めくりカレンダーとかクリスマスツリーとか見るのつらい…」「カレンダーの日付映るたび震災近づいてるとギュッとするわ」と胸を締め付けられる人が相次いだ。
関連記事:仲里依紗がプライベートで“本気のパラパラ”披露も…アレにしか見えず 朝ドラでは元カリスマギャル役
■真紀との約束は…
また、歩と真紀の仲が引き裂かれた状態であることから「なんか悪い予感」「まさか、真紀ちゃん、震災で?」「まさかこのままあの日が来て…ってことないよね?」「嫌だな、このまま友だちと会えないままだと」と不安を覚える人も。
孝雄が連れ戻しに来る直前には歩と真紀が何かを約束しており、「歩と真紀ちゃんの約束はなんだったんだろう。歩はそれをひとりで果たしたの?」「この真紀ちゃんとの約束が、後の歩を変えたのかな…」との声が。
さらに真紀が歩に安室奈美恵のCDをあげたことから「一緒に安室ちゃんみたいになろうみたいな約束だったら安室=ギャルファッション」「歩は、真紀ちゃんの思いを継いで、『アムラー』になって、部屋にもポスターを飾って、真紀ちゃんの分まで奈美恵さんを応援したのかなぁ…」と想像する人もいた。
・合わせて読みたい→朝ドラ『おむすび』に波乱が…? 次週予告に「何かが起こりそうな予感」「荒れるぞ」視聴者興奮のワケ
(文/Sirabee 編集部・今井のか)