大谷翔平の亜脱臼した左肩の状態は… “経験者”の高木豊氏が分析

ワールドシリーズ第2戦の試合中に左肩を亜脱臼をしながら、第3戦に出場した大谷翔平。高木豊氏は、その状態を心配する。

2024/10/30 12:00


大谷翔平・ロサンゼルス・ドジャース

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。左肩を亜脱臼しながらワールドシリーズ第3戦に出場したロサンゼルス・ドジャース大谷選手を分析した。

【動画】高木豊が大谷選手の現状を分析



■ワールドシリーズ第3戦を振り返る

高木氏は第3戦の初回、先頭打者の大谷選手がフォアボールで出塁し、3番のフリーマン選手が先制の2ランホームランを放ったことに触れ「これで大谷の存在感が出たシーンだった」と解説。

続けて「(先発の)シュミットは、大谷が怪我をしていても不気味なんだろうね。どういう状態かわからないし」と語った。


関連記事:大谷翔平、ドジャース移籍の決め手は“気候”に? 高木豊氏&岩本勉氏が分析

■亜脱臼経験者の高木氏

この日試合で、大谷選手がつねに左手でユニフォームの首から胸のあたりをつかんでいたことに高木氏は「首を固定する形で、リードとかランニングをしてるんだよね」と指摘する。

大谷選手の心情を「振ると多少痛いというね。(大谷選手も)そういうことが残ってるんだろうけども。俺も現役のころ、亜脱臼したことがあって。打球に飛びついたときに、亜脱臼したんだけど。その後試合に出たんだけども、肩の前から腕を上げるのが、すごく痛いと思う」と分析した。


関連記事:大谷翔平の“生着替え”を目撃 現地取材した高木豊氏が肉体美を明かす

■まだ怖さがある?

さらに高木氏は「振るということじたいは、そこまでは痛くないと思うんだよ 。ただやっぱり怖さがある」と持論を展開。

サードフライに終わった第3打席に触れ、「ボールにバットが当たる前に手を離しているシーンがあって、凡打にはなったんだけども。 ただあの凡打を見てると、影響はだいぶあるなという。タイミングが狂うと怖いんだよね」とコメントする。

その後も大谷選手の打撃について語り「今日はヒットがなくてもね、存在の貢献は大きいなという感じがする」と解説した。


関連記事:大谷翔平、移籍先の「本命」は… 高木豊氏が考察「3つだね、条件としては」

■3連勝で世界一に王手

大谷選手が強行出場した第3戦、ドジャースは危なげない試合運びで勝利し、3連勝。ワールドシリーズ制覇まであと1勝となった。

一方ヤンキースは、主砲のアーロン・ジャッジ選手が大不振。投手陣も踏ん張れず、土俵際まで追い込まれた。

次ページ
■高木豊が大谷選手の現状を分析
大谷翔平高木豊
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング