中畑清氏、横浜DeNAベイスターズ日本一に心境告白 「言い続けたことが実を結んでくれた」
横浜DeNAベイスターズ初代監督の中畑清氏が日本シリーズ優勝と教え子・桑原将志のMVPに過去のエピソードを振り返りながら、喜びの声を上げた。
■言い続けたことが実を結んでくれた
中畑氏はさらに「弱いチームでも最後まで諦めない野球をやり続けるんだぞ、それだけは頼むぞと選手に言い続けたことが、実を結んでくれたのかなと」話す。
高橋氏も「たしかにそうですね。中畑さんの礎がなんとなく残っているような感じでしたよね」と同調する。
その後も中畑氏は自身の監督時代を回想しながら、DeNAの日本シリーズを振り返っていた。
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■DeNAの基礎を作り上げた中畑氏
ベイスターズの親会社がTBSからDeNAに移った2012年、高田繁GM(当時)の要請を受け、中畑氏は監督に就任した。
当時、チームは4年連続最下位と超暗黒期。負け癖のついていたベイスターズを見た中畑氏は「最後まで諦めない」「挨拶をきちんとする」など、改革に乗り出す。
また、筒香嘉智選手や山崎康晃選手、梶谷隆幸選手など若手選手も積極起用した。結果は出なかったものの、観客動員が大幅にアップするなど、DeNAベイスターズの基礎を作り上げたといわれている。