NPBに圧倒的外国人野手が来ない理由を広島駐米スカウトが告白 「MLBのDH制で…」
広島東洋カープ駐米スカウトが野村謙二郎氏のYouTubeに出演。「日本に圧倒的な外国人選手が来なくなった理由」を告白した。
■最低年俸の上昇も
さらにエルドレッド氏は「今、メジャーの最低年俸が上がっていて、登録枠に名を連ねていればより多くの収入が得られる。彼らはそれで満足しているから、良い選手を獲得しづらくなっていると思う」と分析した。
その後もシュールストロム氏をはじめとする3人の駐米スカウトが、「圧倒的な外国人選手を獲得しづらくなっている背景」や「結果を残せない選手が増えた理由」を告白していた。
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■他球団では活躍する選手も
昨今圧倒的な成績を残す選手が少なくなってきたといわれる外国人野手。
とくにカープはここ数年苦しんでおり、直近では今回出演した2014年にホームラン王を獲得したエルドレッド氏を超える選手は出てきていない。
広島が苦しむ一方で、DeNAのタイラー・オースティン選手、ヤクルトのドミンゴ・サンタナ、ホセ・オスナ選手など活躍する選手も。
ただし一昔前のローズ選手、カブレラ選手、ペタジーニ選手、ウラディミール・バレンティン選手のようなホームランを量産する「圧倒的な選手」はいないのが現状だ。