納得できない理不尽なことでも… 約8割の人がやっている「大人の対応」
なにかの場で不満を持ったときには、どのような対応をするのが正解なのだろうか？
人間関係において、相手の話を受け入れることは重要なことである。しかしときには、納得できないこともあるだろう。そして反論すると面倒なことになるため、その場では納得したふりして後で愚痴を言う人もいるようだ…。
■約8割が「その場で納得し後で愚痴」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女652名を対象に「社会生活における会話」に関する意識調査を実施したところ、全体で78.7%の人が「その場では納得したふりをして後で愚痴を言った経験がある」と回答した。
人との対話において、相手の発言に合わせてしまう人が多くいることがわかる。
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■女性に多い傾向
性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
女性のほうがその場では我慢し、後で気持ちを吐き出して発散させる人が多いのかもしれない。
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■空気を壊したくなくて…
会議で上司の発言に納得したふりをした30代女性は、「会議中、上司の提案が納得できなかったのですが、反論すると空気が悪くなるかと思ってたんです。そのために、ずっと話を合わせてしまいました。しかし会議が終わってから同僚に不満を伝えると、同じことを思っていたようで上司の愚痴の言い合いになったんです」と語る。
そんな自分をいけないと思う気持ちもあるが、「ずっと上司の言うことを聞いているだけでは、なにも変わりはしないのも事実かもしれません。そのために自分が後で愚痴を言うだけでは、いけないと思う気持ちもあります。ただ反論して、波風立てるのも嫌なんですよね」と複雑な思いを述べた。
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■穏便に済ませておいて…
Xでも、「その場は、我慢したり、後で愚痴に変えて耐えちゃったりしたほうが、楽な面も多いですよね。穏便に済ますって方がいい場合のほうが多い」とその場では我慢してしまう人からの投稿が。
しかし一方では、「いろいろ事情はあるでしょうけど、後で愚痴を言うんじゃなくその場でどんどん会話したほうがいいよ」や「その場では意見言わないで、後で愚痴言うの嫌い」とその場で気持ちを伝えたほうがいいと考える人もいた。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女652名
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