『全決』1話の“表情の意味”が判明 これまでの会話の伏線が一気に回収「見返したくなる」「涙止まらん」
7話で全容が明らかになってきた『全領域異常解決室』。広瀬アリス演じる雨野小夢と全決メンバー達の「本当の関係性」に涙する視聴者が続出している。
世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」(全決・ゼンケツ)の室長代理・興玉雅(藤原竜也)と同室の新人・雨野小夢(広瀬アリス)が怪事件の解決に邁進するミステリードラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)。20日放送回でこれまでの伏線が一気に回収され、大きな反響を呼んでいる。
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■6話までのあらすじ ※ネタバレあり
これまで、怪事件の犯行声明を出す、古事記にも登場する神の一柱・ヒルコを名乗る人物の正体を探ってきた全決。
6話までに、八百万の神々が人間に転生していて、「神の特殊能力で起きた不可思議な事件を人間達に気づかれないようにおさめるための組織が『全決』」だと解明。全決メンバーも神で、その神の魂・記憶を消す別れの儀式「事戸(ことど)渡し」で神を消す「カミカクシ(神隠し)」を実行しているヒルコとは戦争状態にあるという。
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■雨野は全決の新人ではなく…
全決メンバーのなかで、交通安全の神・猿田毘古神(サルタビコノカミ)の生まれ変わりがデリバリースタッフ・芹田正彦(迫田孝也)で、猿田毘古神が宿った岩が神格化した神・興玉神(オキタマノカミ)の生まれ変わりが興玉だと明かされていた。
さらに、これまで新人として全決に配属された唯一の人間だと思われていた雨野は、猿田毘古神の妻・天宇受売命(アメノウズメノミコト)の生まれ変わりで「全決の室長」だったと正体が明らかに。
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■7話はエピソード0
7話では、雨野が新人として全決を訪れる4ヶ月前の「前日譚」が描かれる。室長として興玉・芹田ら全決メンバーに指示を出し、カミカクシ事件の真相を探っていた雨野だが、何者かに襲われ瀕死の重傷に。
佃未代(石田ひかり)こと月読命(ツクヨミノミコト)の月明りの下で時を戻す能力により、雨野自身の一命はなんとか取り留めたものの、天宇受売命は「事戸渡し」で消滅。神としての記憶をすべて失い人間・雨野としての人生を歩みはじめた。だが、天宇受売命の夫である芹田、長年の親友・同志でもある興玉らはどうしても諦めきれず、人間の雨野を全決メンバーとして迎え入れるよう嘆願し、1話につながっていく。