『全決』転生しても同じ名前“興玉雅を名乗るワケ” 神は神でも…本当の正体に視聴者「超面白かった」
回を重ねるごとに新事実が判明する『全領域異常解決室』。8話で興玉神の生まれ変わりとされていた興玉雅の“本当の正体”が明らかになり…。
27日放送『全領域異常解決室』(フジテレビ系)で藤原竜也演じる興玉雅の正体が明かされ、反響を呼んでいる。
画像をもっと見る
■これまでのあらすじ ※ネタバレあり
この世界には八百万の神々が人間に転生し普通に生活している。「神が特殊能力で起こした怪事件」の解決に奔走してきたのが世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」(全決・ゼンケツ)で、興玉神(オキタマノカミ)の生まれ変わりの興玉、天宇受売命(アメノウズメノミコト)の生まれ変わりの雨野小夢(広瀬アリス)など、全決メンバーも人間に転生した神々だった。
神の一柱・ヒルコを名乗る人物による、世間を騒がす「カミカクシ(神隠し)」事件がじつは神の魂・記憶を消す別れの儀式「事戸(ことど)渡し」で人間に転生した神を消す「神隠し」だと判明。全決はその解決に尽力していたが捜査中に天宇受売命は事戸渡しで消滅、神としての記憶を失った人間・雨野として全決に改めて加入していたと明かされた。
関連記事:『全決』カミカクシ被害者の“首にあったモノ”に視聴者注目 「あれはなにかのお札?」
■連続餓死事件が発生
8話では、新たに東京で4件の連続餓死事件が発生し、その犯人がかつて雨野(天宇受売命)を救った佃未代(石田ひかり)こと月読命(ツクヨミノミコト)だと判明する。
佃は、SNSで根も葉もない誹謗中傷をされ自殺に追い込まれた娘の恵真(太田夢莉)の復讐のため、時間を操る特殊能力である「月の力」で時間を加速させ「ウソの書き込みをした4人」を餓死させていたのだ。
関連記事:『全決』カミカクシ被害者の“首にあったモノ”に視聴者注目 「あれはなにかのお札?」
■天石門別神の正体は?
全決に出頭してきた佃に、あらゆる世界の境を守り、この世と黄泉の国をつなぐ門「黄泉戸(ヨミド)」を守る天石門別神(アメノイワトノワケノカミ)により黄泉の国に落とされる「黄泉送り」の罰がくだされることに。天石門別神の正体は誰も知らず、佃以外の全員が退室した全決の独房内で黄泉送りが執行されると決まる。
そうして、佃が待つ独房にあらわれたのは興玉だった。佃は「そうか、そういうことか。いままでずっと偽名を使い興玉神のフリをしていたのか。あんたが天石門別神なんだろ」と興玉の正体に気づく。
天石門別神が殺されると八百万の神々は全員黄泉送りになる。ヒルコの狙いは天石門別神で、佃はヒルコと関係する寿正(野間口徹)の指示で天石門別神の正体を探るためにあえて出頭していたのだった。