化学のテストで痛恨の出題ミス発見、素直に回答すると… 返ってきた採点が「素晴らしい」と話題
高校の化学のテストで、思わず目を疑う出題ミスを発見。教師の採点に対し、「素直でよろしい」と称賛の声が相次いでいる。
人間誰しも言い間違いや、書き間違いを経験するもの。しかし余程のミスでない限り、会話の流れや文脈による補正が可能である。
現在X上では、高校の化学のテストで発見された「痛恨の出題ミス」が話題となっているのをご存知だろうか。
■この問題、何かおかしい…?
今回注目したいのは、Xユーザー・あんせんとさんが投稿した1件のポスト。
「けっこう前の物理(正しくは『化学』)の小テストで先生の誤字に便乗してみたら、想像以上にノリがよかった」と意味深な1文の綴られた投稿には、採点済み回答用紙の写った写真が添えられている。
そして、なんと問題文には「有機物の定義と述べよ」という、謎すぎる文章が記されていたのだ。
なお、あんせんとさんは指示通り「有機物の定義」と回答し、見事に赤丸を獲得している。
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■「素晴らしい先生」と称賛相次ぐ
こちらは「有機物」の定義を尋ねる問題で、本来ならば「有機物の定義『を』述べよ」としたかったのだろう。だが、「有機物の定義『と』述べよ」と指示されたのならば、「有機物の定義」としか答えようがない。
こちらのポストは投稿からわずか数日で2万件ものリポストを叩き出し、他のXユーザーからは「ちゃんと読んで、問いに答えた結果ですねw」「ちゃんと丸にしてくれるの優しい」「これはやらかしですわ」といったツッコミが続出。
なお、教師が添えた「ゴメン!!」というコメントにも注目が集まり、「揚げ足取りと受け取らず、正解にした先生がフェアで素晴らしい」「自分の過ちを素直に謝る先生が素敵」「『意図を汲め』って逆ギレする人も多い中で、ちゃんと自分のミスを認められて先生偉い」など、称賛の声も多数寄せられていた。
さらに、こちらの出題ミスには「微笑ましい舞台裏」が存在したのだ…。