ロバート馬場の「病みつきトマトオムレツ」は包まないから失敗なし ふわとろ食感が最高
ロバート馬場の「トマトオムレツ」は、誰でも簡単に作れるレシピ。朝食やランチの新定番になりそう。
オムレツや卵焼きなどの卵料理は、火の通りが早いから焦ってしまって失敗しやすい。記者のように食べるのは好きだけれど、作るのは苦手という人も少なくないだろう。
簡単に作れる数々のレシピを紹介している、お笑い芸人・馬場裕之氏が紹介していた「病みつきトマトオムレツ」は、失敗なく作れるという。早速、編集部でも試してみた。
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■シンプルな材料で作れる
用意する材料はこちら。
卵:3個
トマト:1個
塩:少々
にんにく:1片
かつお節:1g
溶けるタイプのチーズ:40g
オリーブオイル:大さじ2
洋風のオムレツのはずだが、かつお節が必要とは…。
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■包まないオムレツ
にんにくはスライス、トマトは1.5cm程度の輪切りにする。普通のトマトではなくミニトマトを使ってもOKだ。卵は器に割って、塩を軽く振って混ぜておこう。
フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れて、中火で加熱していく。
油がふつふつとしてきたら弱火にして、スライスしたトマト、その次にかつお節を入れて蓋をして1分焼く。「アンチョビを使いたいところだが、家になかなかないこともあるのでかつお節で代用する」とロバート馬場はいう。
なるほど、アンチョビは確かにあまり常備していないが、かつお節ならあるという家庭も多いだろう。同じ青魚系で出汁をプラスするらしい。1分加熱したらトマトをひっくり返して軽く塩を振り、さらに中火で2分加熱しよう。
2分後、再びトマトを裏返してから卵を全体に流し入れ、溶けるタイプのチーズも散らして軽く塩を振って蓋をして中火で約3分加熱する。フライパンの大きさによって、加熱時間は変わるので様子を見ながら加熱してほしい。とろとろ感を残したかったので、記者は2分弱で火を止めた。
仕上げにお好みで黒こしょうを振って完成だ。お皿に移す場合は、オムレツがとろとろなので気をつけよう。記者は、若干失敗してしまった。オープンオムレツなので、そのままフライパンで食卓に出してもOK。そのお味は…。
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■ふわとろジューシーな味わい
包まないので卵のとろっとした部分と、裏側のしっかり焼けた部分と2つの食感が楽しめる。チーズも程よく溶けていてボリュームたっぷりだ。しっかり火を通したトマトが甘くてジューシー。味付けは塩だけだが、かつお節の出しとにんにくの香りがほんのり効いていて上品で奥深い味。
オムレツというと朝ごはんの定番のイメージだが、これならフライパンごと出しておつまみにするのも良さそう。卵料理は苦手意識があったが、これなら裏返す必要がないため失敗なく美味しいものが作れる。絶対成功するふわとろオムレツ、ぜひ1度作ってみてほしい。
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■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)