『ジョブチューン』全員不合格、涙する担当者へ… 無印良品の「上司たちの対応」に称賛
酷評を受けて涙を流す担当者へ、「同僚たちが取った行動」にバナナマンの日村さんも拍手を送りました。
11月30日放送の『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)のジャッジ企画に、無印良品が初参戦。厳しい評価に涙を流す担当者へ、同社の同僚たちがとった行動が反響を呼んでいます。
■開発部のホープが挑戦した新商品
話題になったのは、「煮込んでつくるスープパスタの素 香味野菜とポルペッティ」の審査での一幕。
“開発部のホープ”とされるパスタ開発担当の女性が手掛けた新商品で、実際にイタリアのナポリへ視察に行き、現地のお母さんの味をお手本にしという、イタリアの家庭料理を再現したレトルト食品です。
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■審査員から様々な質問、不穏な空気に…
ところが、審査員たちは「随分チャレンジ商品だな…」と首を傾げ、次第に重苦しい空気に。
「これ、鶏のブイヨンですか?」と質問も相次ぎ、担当者は「チキンエキスも少し入れているんですけど、香味野菜を煮込んだ、何て言ったら良いのかな…」と、緊張のため上手く答えられず。
すると、担当者の先輩と思しき女性が「ベースがブロード(出汁)のスープで、それを作るときにセロリとか、玉ねぎとかを細かく刻んで
野菜を使っている設計になっています」と、とっさにフォローします。
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■まさかの“満場一致不合格”の酷評
しかし、審査は7人全員のシェフが「不合格」の札を上げる厳しい結果に。
銀座・アロマフレスカの原田慎次シェフは、日本人には「分かりづらい商品」と指摘しつつ、「確かにイタリアでは、レストランで出すような料理ではありませんが、スープに余ったパスタを入れて煮込むのは、家庭料理としてはある」と言及。
パッケージに「イタリアの家庭料理」と明記したり、「家庭っぽくするなら、(肉団子も)もうちょっと野暮ったいほうがいい。今後に期待しています!」とアドバイスを送りました。
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■上司たちの「対応」に、日村勇紀も拍手
この日登場した商品のなかで、不合格だったのはこの商品だけ。
担当者は「すぐにでも改良に取り掛りたいと思います、ありがとうございます」と述べつつも、「ここまで連勝できたなかで、私の商品で止めてしまった。申し訳ない」と、涙を流します。
すると、担当者の上司にあたる食品部・部長の女性が、担当者の肩を抱きながら控室に戻る様子が映され、そこへ同僚たちも駆け寄って「伸びしろしかない!」「楽しい商品っていうのは伝わってる」と声をかけ、なかには一緒に涙を流しながら励ます同僚の姿も。
この様子に、バナナマンの日村勇紀さんも「素晴らしい、いいね」と拍手を送り、視聴者からも「無印良品商品開発部はいい雰囲気の職場なんだろうな」「部長さん、いい上司そうだなぁ」「なんかとてもいい職場そう…」と反響を呼んでいます。
★番組に登場した、無印良品の商品一覧は公式ページをチェック
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)