【難読漢字】「赫赫」ってなんと読む? 意味は「赤赤と照り輝くさま」で…
「あかあかあかあか」ではありません! 「赫赫」の読みかたは?
簡単な漢字で構成されていると一見簡単な読みかたと思ってしまいがちですが、意外と読みかたが難しいことも。「赤」という漢字4つで構成された「赫赫」もそのひとつです。あなたは「赫赫」を正しく読むことができますか?
■「赫赫」って何と読む?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女672名を対象に「赫赫」の読みかたに関する意識調査を行ったところ、「こうこう」と読むと答えた人が全体で20.3%。続いて、「けいけい」と読むと思うと回答した人が14.2%でした。
ちなみに、「こうこう」を漢字で表現すると「煌煌」となり、意味は「きらきらと輝くさま。明るく照るさま」です。
また、「けいけい」を漢字で表現すると「炯炯」。意味は「目などが鋭く光るさま」です。約3割の人が読みかたを勘違いしてしまいました。
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■正しくは「かくかく」
なお、「赫赫」の正しい読みかたは「かくかく」。編集部の調査では全体で65.3%の人が正しい読みかたを回答していました。
また、「赫赫」は「かっかく」と読むこともあります。日常であまり見かけない言葉ですが、知らなかった人は、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
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■「赫赫」の意味は…
「赫赫」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)では、以下のように記載されています。
①赤赤と照り輝くさま
例:赫赫たる日輪
②功名・声望などがりっぱで目立つさま
例:赫赫たる武勲
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■「赫赫」は「畳語」
また、「赫赫」は同じ単語、または語根を重ねて一語とした複合語「畳語(じょうご)」であることをご存知ですか?
意味を強めたり、事物の複数を示したり、動作や作用の反復・継続などを表したりするときに使われ、「我々」「泣き泣き」「またまた」「はやばや」「知らず知らず」などが畳語に当てはまります。
普段はあまり使わない言葉かもしれませんが、豆知識として頭に入れておくのもいいですね!
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(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ)
調査対象:全国10代~60代の男女672名