『おむすび』震災でたった1人の愛娘を亡くし… 笑顔失った父親を変えた“きっかけ”に視聴者涙
朝ドラ『おむすび』にて、震災で娘を失って以来失意の底にいた渡辺(緒形直人)が、“あること”をきっかけに立ち直る姿が描かれた。視聴者からは「最大級の愛じゃん」「泣かされました」の声が…。
橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、渡辺(緒形直人)が靴職人として立ち直る姿が描かれた。Xではその“きっかけ”が反響を呼んでいる。
■結は真紀の言葉を思い出す
一人娘・真紀(大島美優)を震災で失って以来、孤独と失意に沈んでいた渡辺。歩(仲里依紗)や結から、古い靴のリメイクを依頼されるもかたくなに断っていた。
しかし、結は歩との会話から、幼い頃に真紀が父について話していたことを思い出し、靴を持って渡辺の元へと訪れる。
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■「日本一の靴職人なんやもん」
高校を卒業後に「東京へ行ってギャルになること」が夢だった真紀は、歩に「おじさん1人になるやん」と言われると、「お父ちゃんも東京に呼ぶんよ」と話す。
真紀は、東京に父を呼び寄せて2人で暮らす考えを明かし、「うちのお父ちゃんならどこに行っても大丈夫やもん。日本一の靴職人なんやもん」と誇らしげに語っていた。
この話を結から聞かされた渡辺は、靴のリメイクを引き受け、歩のデザイン通りに仕上げると、真紀の墓前にいた歩の元へ届ける。そこで、歩から真紀がギャルを目指していたことを聞く。
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■「最大級の愛じゃん」「泣かされました」の声
長く失意の底にいた渡辺が立ち直る姿に、Xでは「孝雄さんが…靴職人の目つきに変化」「喧嘩してでも一緒に居たかったのか…娘からの最大級の愛じゃん。そんな娘の自慢だった、父の職人の腕…腐らせるわけにはいかんわな」「真紀も孝雄の自慢の娘でいたので、お互いにリスペクトしてたんですね」「ナベさんの原動力は圧倒的に真紀なんだね」と感動の声があがった。
また、「月曜日から泣かされました」「今日は泣けましたな、ナベさん」「きっと真紀ちゃんも喜んでくれてるね(涙)」と思わず感涙する人も。
さらに、「ナベさん新しい心の支えみたいなものを持てたようでよかった」「悲しみから笑顔まで。ナベさんの『その後』も追ってほしい」「真紀ちゃんに履かせたい靴を作るんや!」といったコメントも見受けられた。