「仕事内容」が不明だけど好条件! 約1割がする、かなり不安な求人への対応
この条件だと、闇バイトである可能性もあるはずなんだけれど…。
求人を見る上で、どのようなことをしてお金を得るのかは大切な項目である。しかしお金に困っているなどの状況の場合、仕事内容が曖昧でも条件が良ければ応募すると考えている人もわずかだがいるようだ。
■約1割「仕事内容が不明な求人に…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女582名を対象に「闇バイト」に関する意識調査を実施したところ、全体で5.5%の人が「仕事内容がよく分からない求人でも条件が良ければ応募する」と回答した。
大多数の人は仕事内容が明確でない求人に対して慎重な姿勢を示しており、条件の良さだけでは応募を決めない傾向が強いようだ。
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■若い男性にやや多く
性年代別では、10〜20代の男性が圧倒的に多いのが特徴といえるだろう。
しかし社会経験が豊富になるにつれてリスクを回避しようとするのか、割合が一気に減っていくのも印象的である。
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■怪しい求人に応募しそうに
怪しげな求人に応募しそうになった20代男性は、「就活がうまくいかなくて、とりあえずアルバイトでつなごうと求人を見ていました。そのときは手持ちのお金も少なかったので、どうしても『簡単で高収入』など書かれたものに目が行ってしまって…。思わず、応募しそうになりましたよ」と当時を振り返る。
家族から止められたようで、「しかし心のどこかで不安があったのか家族に相談してみたところ、『絶対にやめておけ』と止められたんです。たしかに仕事内容もよくわからない求人は怪しく、手を出すべきではないと我に返りました。止めてくれた家族には、とても感謝しています」と続けた。
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■いくら金銭面で大変でも…
Xでも、「仮に借金あったり地方から大都市に出てきて、金銭面が大変だったりするのは分かる。ただSNSや知人からの、仕事内容が不明な高時給バイトは絶対に選ぶな」と仕事内容がわからないバイトの危険性を訴えるポストがあった。
求人を見抜く力をつけることも大切なようで、「吐き気を我慢しながら求人サイトを見まくる生活を続けていることで、怪しい求人が何となく分かるようになってきた」との投稿も見られた。
曖昧な求人情報に応募するリスクを減らすためには、やはり事前に会社の情報を調べたり、周囲に相談したりすることが重要になるだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女582名