自由契約の田中将大に「最後場所を与えて」 伊集院光が“獲得してほしい球団”明かす
楽天を自由契約となった田中将大。「賛否がいっぱいあるのは分かる。でも手を差し伸べてほしい」と伊集院光が語った球団は…。
タレント・伊集院光が9日深夜、パーソナリティーを務めるラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に出演。プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスを自由契約となった田中将大投手について語った。
■200勝まで残り3勝も…
田中投手は、06年に楽天に入団。13年には24勝0敗の成績で球団創設初のリーグ優勝と日本一に貢献した。その後、ニューヨーク・ヤンキースでも活躍し、日米通算200勝まで残り3勝に迫っている。
しかし、昨年オフに右ひじの手術を受けたこともあり、今季1軍では1試合登板にとどまった。そして、楽天は11月24日、契約保留者名簿に田中投手を記載しないと発表。田中投手は球団を去り、新天地に活躍の場を求めることに。
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■伊集院希望の球団
田中投手の今季の推定年俸は2億6,000万円。球団からは減額制限を超える年俸を提示され、自身のYouTubeチャンネルでは「もう期待されていないなと。居場所はないんじゃないかと」などと語っていた。
伊集院は「ややこしいことになってますけどね。高いお金は出せないっていうのは、分かんなくもないんですけど」とコメント。獲得してほしい球団としては、北海道日本ハムファイターズを挙げた。
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■「北海道にとってはシンボリックな人」
田中投手は駒大苫小牧(北海道)時代の05年、夏の甲子園で連覇に貢献。06年には準優勝し「北の怪物」と呼ばれた。さらに、北海道は妻でタレント・里田まいの地元でもあり、縁が深い。
「僕は、新庄(剛監督)さんのあのドラマチックな感じで…。日本ハムも若いチームを作ろうとしてるから、ベテランはいらないっていうのは分かりますけども。出来高契約に全振りで。年俸は億だとか、何千万は払えなくても、やっぱ北海道にとってはかなりシンボリックな人だろうから」と伊集院。
「あれだけ頑張った人に、最後場所を与えてほしい。賛否がいっぱいあるのは分かる。誰を減らすんですかって言われたら難しいけど。でも、手を差し伸べてほしいなと思ってます」と持論を述べた。
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■阪神と巨人もアリ?
田中投手の去就には注目が集まっており、元阪神タイガースの下柳剛氏は「その知識はタイガースの若手ピッチャーにも良い影響を絶対与えるし。まだ働ける力が残ってるから。十分投げられると俺は思ってるんで。そこをうまく使えば、絶対にプラスになるから」と古巣に獲得を提案。
元読売ジャイアンツの高橋尚成氏は「来年にかける思いは、かなり強いんじゃないかなと思う。成績も出す可能性があると思うので これは獲る価値はあるんじゃないかなと」「あと200勝まで3勝。その3勝をぜひジャイアンツで」と呼びかけている。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)