ベジタリアンやヴィーガン用の表記はすべき…? 観光客の「欧米では当たり前」発言に賛否
観光客がアレコレ日本に物申すのはどうなのか…?
円安で海外からの観光客が増えている日本。経済的に潤っているように見える一方、様々な問題が出てきています。中でも海外の観光客がSNSで「日本の飲食店もベジタリアンやヴィーガン用のメニューを作るべき。欧米では当たり前」「食材をちゃんと表記すべき」と投稿すれば、毎回のように賛否の声があがります。実際のところ日本のみなさんはどう思っているのでしょうか?
そこでSirabee取材班は、ベジタリアンやヴィーガン用のメニューや表記について聞いてみました。
■賛成派
「食材を細かく表記するのはアリだと思う。彼氏がユダヤ教かつ甲殻類アレルギーで、食べられないものが結構ある。表記してもらえるとありがたい。
まぁ、表記してない場合、ちゃんと店側には何が食べられないかは伝えるけど。でもたまに店主に嫌な顔されることもあるからそれが難点…。最近はオーダーも自分のスマホでするお店が増えたし、そのメニューに細かく食材を書いててもらえるとありがたいな」(30代・女性)
「小麦、そば、ナッツ…などなどアレルギーにありがちな表記はされていても、それ以外が表記されてないことが多いからがっつりヴィーガンの人は外食しにくいだろうね。
てか、そもそもそんなに気になるのなら外食せず自炊しなよって話だけど。ただ表記があった方がもっと海外の人も来やすくなるんじゃない?」(20代・女性)
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■反対派
「いちいち表記しなくても、レストランなら『苦手なものや食べられないものはありますか?』って聞いてくれるじゃん。いちいち表記したらメニュー表ごちゃごちゃしそう…。
高級店ならまだしも、個人でやっているお店なら『ベジタリアンやヴィーガン用のメニュー用意して』って迷惑じゃない?」(30代・女性)
「アレルギーがあるのならわかるけど、ヴィーガンとかって自分の意志でやってるんでしょ。それなら自分で注文するときに野菜しか食べられないって伝えればいいのでは?
それすら面倒orその日本語を覚えるのもイヤなのはちょっと…」(30代・女性)
一概に表記した方がいい、表記しなくてもいいとは言えません。ただ、表記がなくて困ることはあっても、表記があって困ることはそうありません。もっとお客さんを増やしたいお店は表記をしたり、ベジタリアンやヴィーガン用のメニューを作ったりするのもいいのかもしれませんね。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)