各地で火災、家に“アレ”備えているのは約3割と判明… ネットでも「あったほうがいい」

空気が乾燥して各地で火災が相次いでいます。もしもに備えて、自宅にコレを置いておくと心強いかも…。

2024/12/11 04:30


消防車

気温が下がり空気も乾燥して、各地で火災が相次いで発生。もしものために自宅に備えておきたいアイテムが、改めて注目を集めています。



■危機管理専門家が紹介「命を守る防災グッズ」

今年9月放送の『有吉木曜バラエティ』(テレビ東京)では、元日の能登半島地震、8月には初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されたことを受けて、「命を守る防災グッズ」を特集。

そのなかで、能登半島地震でも現地で約4ヶ月被災地支援を行った、危機管理アドバイザーの国崎信江さんが「いざというときに備えておいてほしい」と紹介したのが、「投げるタイプの消火用具」でした。


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■初期消火に優れ「誰にでも使いやすい」

国崎さんは、「地震の後って火災が起きやすいんですよね」とも話しており、この「投げるタイプの消火用具」は、燃え上がっている場所にボトルごと投げるだけで目線の高さほどの炎まで消火することができ、初期消火に優れているといいます。

何より「誰にでも使いやすい」のがポイントで、国崎さんによれば「投げてもいいし、炎に向かってボウリングのように転がしても良いし、場合によっては置いておけばよい」のだそう。


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■消火用具、自宅に備えているのは約3割

そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女10代~60代の男女696名を対象に「自宅に消火用具を備えているか」意識調査を行ったところ、「備えている」と答えた人は全体で30.5%ほど。

消火用具調査

なお、「マンションなどの共用部に消火用具があるが、自室には備えていない」人が28.2%、「何も備えていない」人が41.5%でした。


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■ネットでも「あったほうがいい」

進化したアイテムの登場に、番組ではタレントのつるの剛士さん、大沢あかねさんらも「便利だね!」と関心を寄せていました。

昨今では、部屋に馴染むシンプルなデザインの家庭用消火器や、天ぷら油火災が発生したときに箱のまま使える消火用具なども登場。インターネット上でも「消火器買った、夫にいらないって言われたけど 要らなければそれで良いんや」「やっぱあった方が良いかなあと思って消火器買った」といった投稿がチラホラ。

なかには、大切な推しグッズを炎から守るために購入したというユーザーも。住居や命を守るために、水や備蓄食、非常用トイレなどと一緒に消火用具も備えておきたいですね。


商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年9月20日~2024年9月25日
調査対象:全国10代~60代の男女696名
社会女性防災火災有吉木曜バラエティ消火器国崎信江
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