約6割が経験している「貯金」での失敗 あれほど”決意”したはずなのに…
貯金をしておけば、いざというとき安心だと思ったのだけれど…。
貯金を始めるとき、多くの人が「今度こそ成功させたい」と意気込むだろう。現実は厳しいもので、貯金が続かなかった人も多くいるようだ。
■約6割「貯金しようと思ったのに…」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女678名を対象に実施した調査では、全体で61.9%が「貯金をしようと思ったのに続かなかった経験がある」と回答した。
貯金を始める意欲はあるものの、計画を維持することが難しいと感じている人も多いようだ。
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■計画性がない性格のために
計画性がない自分が嫌で貯金を始めようとした20代女性は、「私はずっと計画性がなく、お金も手元にあるだけ使ってしまうようなタイプなんです。しかしこのままではいけないと思って、『貯金しよう』と決意したんです。しかし予定外の出費が続いたたけに、全くうまくいきませんでした」と自身の失敗を語る。
すぐに貯金は諦めたようで、「そこから『もういいや』と思ってしまい、また散財する日々に戻ってしまったんです。きっと私はお金を使うことでストレス発散しているところもあるので、この先も貯金はできないと今はすっかりと諦めているんです」と続けた。
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■知らないうちにお金が貯まる
知らない間にお金が貯まっているという30代女性は、「私は、貯金を続けるのは難しいとは思ったことがありません。とくにお金を貯めようとはしていないのですが、気がつけば銀行の残高が増えていっている感じなんです。おそらく私にはこれといった趣味がないので、お金をあまり使う機会がないのが理由でしょうね」と話す。
お金を貯めようとは考えてはいないらしく、「趣味がないと言うと『休みの日はなにしているの？』など疑問に思われるのですが、家でゆっくりと動画を観るなどして過ごすだけでも私は満足なので…。なので『貯金が大好き』という人とは、また違うタイプなのかもしれませんね」と考えを述べた。
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■普通に生活していても貯金できず
Xでも、「なにか目標がないと、貯金なんて無理だよね」や「普通に生活しているだけなのに、全然貯金できない」と貯金ができない人からの投稿が。
しかし身を削って貯金をしている人からは、「たぶん食生活終わっているからどこか悪いんだろうけど、それくらいしないと貯金できない」とのポストも見受けられた。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女678名
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