『海ダイ』ホスト業界の“闇”にも迫る8話「キャバクラにはないのに…」 2018年設定も「考察すごい」「えげつない知識を覚えた」
『海に眠るダイヤモンド』8話では無気力だった玲央の“覚醒ぶり”に大きな反響が。「鉄平と重なったな」「神木隆之介すごすぎる」とその演技力に改めて評価も。
■アイリの告白
そのころ、いづみの子供達・和馬(尾美としのり)らは「いづみが認知症だとでっちあげて社長から廃して会社を乗っ取る」算段を立てていた。それを知った玲央といづみの秘書・澤田(酒向芳)は、ミカエルの太客・アイリ(安斉星来)が働くキャバクラに和馬を呼び出し説教、玲央は和馬に「ドブいしクズいわ」と嫌悪感をあらわにする。
別れ際、アイリから「今月で店を辞め風俗店で働く」と告げられショックを受ける玲央。ホスト・ミカエルにハマりすぎ、友達から忠告されて1度は抜け出そうとしていたアイリを引き止めたのがほかならぬ玲央だったからだ。
その友達も「付き合ってられない」と自分のもとを去ったと明かし、「ミカエルしかいないんだよね、私」と寂しげにアイリはつぶやく。
関連記事:『海ダイ』謎多き婦人「いづみと名乗る」理由は… 朝子の“深いセリフ”に注目する人も
■「鉄平だったら…」玲央の後悔
アイリが働くのは、自分やミカエルのホストクラブが紹介した風俗店だと玲央は和馬に語る。和馬は「店同士グルかよ。ツケで飲ませる仕組み、キャバクラにはないのにホストクラブにはあるのなんでだろって不思議だったんだよな、そういうわけか」と苦笑した。
玲央は「アイリさん、通うのやめようとしてた…でもそれを俺が引き止めた、俺が。(ミカエルに)言われるまま協力して実行に移して、俺が。アンタと同じ、俺もドブいしクズいね」と嘆き、「鉄平だったらどうしてたんだろうね」と、前向きに生きた鉄平に思いを馳せていく。