ソフトバンク入団で賛否集まる上沢直之を応援 岩本勉氏「周りはワーワー言うけど…」
ソフトバンク入団が確実な情勢となっている上沢直之。岩本勉氏はファンの感情に理解示すも、「ビジネス、プロ野球ですから」とも指摘する。
■ファイターズファンに理解を示すも…
上沢投手のソフトバンク移籍については「去年までの経緯を考えたときに、モヤモヤ感がある。これはしょうがない、感情論になるから。義理人情を果たせよという人もいるからさ」とファイターズファンの感情にも理解を示す。
そして「僕は彼の性格や人間性が好きなんで、応援はしますよ。ただ、世の中を納得させるためには、これからの彼の行動や成績というのも見られていくと思いますけどね。うわっち、周りはワーワー言うけど、がんばれよ。ワーワーも愛ですよ。がんばってくれよ」とメッセージを送っていた。
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■問題視する声も
今季上沢投手はアメリカで結果を残すことが出来ず、9月中旬に帰国。日本ハムの球団施設で練習をしていた。ルール上日本ハムに保有権がないことから、ソフトバンクが獲得に乗り出し、契約がまとまった模様だ。
今回の移籍が成立すると「ポスティングを認めさせて1年米国に行き、その後日本国内の資金力のあるチームに移籍し大型契約を勝ち取る」ということが可能になるだけに、プロ野球ファンからも問題視する声が。
一方で「現在のルール的には問題はない」「道義的には問題でも、ビジネスである以上、条件の良いところに行くのは当然」などの意見も上がり、議論になっている。