油揚げを買うとき、パッケージ裏の“ある部分”を見るべき 料理研究家の選び方が参考になる…
18日放送の『あさイチ』で、人気の料理研究家・浜内千波氏が「時短」になる油揚げの選び方のポイントを紹介。
18日放送の『あさイチ』(NHK)にて、料理研究家・浜内千波氏が、調理が「時短」になる油揚げの選び方について解説した。
■休日の朝食に食べる鍋
この日の番組では、「達人たちに聞く鍋の極意」と題し、手間のかからない簡単なものから、変わり種、安い食材をおいしくする方法など、専門家による鍋もののコツについて取り上げた。
レシピ本を400冊以上出版するなど人気の浜内氏は、休日の朝食に食べるという、白菜と油揚げを使った鍋のレシピを紹介。
切った白菜を鍋に入れ、白菜漬けのつけ汁と塩で味付けし、刻んだ油揚げを入れて煮込めば完成だ。
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■油揚げは“パッケージ裏”に注目
通常、油揚げを料理に使う際には、臭みを消して味が染み込みやすくなるように、一度ゆでたり、熱湯を回しかけて「油抜き」をすることが多い。しかし、なるべく手間をかけたくない朝食の場合には、購入する際にポイントが。
浜内氏は「朝、面倒ですよね。時短にするには、ここをいつも見るんです」と、パッケージの裏面に表示されている栄養成分表示を示す。
注目するのは、そのなかの「脂質」の項目。油揚げの脂質は、商品によっては30グラム前後のものもあるが、浜内氏が選ぶのはその半分ほどの「脂質15グラム前後」のもの。
脂質が多いと、だしが油揚げに染み込みづらいため、時間がないときには脂質が少ないものを選ぶとよいという。
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■お味噌汁などにも
実際に、Sirabee編集部でも脂質15グラムほどの油揚げを使って鍋を作ってみたところ、確かに油揚げにもしっかりと味が染みておいしく食べられた。
忙しい朝には、味噌汁の具などに使うのにもピッタリといえる。「脂質15グラム前後」は覚えていて損はなさそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)