西田敏行さんから「お友達になりましょう」と突然の電話が… 元芸人が語った思い出に視聴者も「涙出る」
西田さんの訃報を受けた翌日、十数年ぶりに向かった先に残っていたものに号泣。
YouTubeチャンネル『街録ch』が18日に動画を更新。元芸人で俳優の星田英利さんが登場し、俳優・西田敏行さんとの思い出を語りました。
■ほっしゃん。から本名になり10年
『R-1ぐらんぷり2005』では優勝を果たし、ピン芸人“ほっしゃん。”としても人気だった星田さん。2014年から本名に戻し俳優業でも活躍し、NHK連続テレビ小説『カーネーション』(2011年)・『まれ』(2015年)・『おちょやん』(2021年)と3本の作品に出演。
9月には小説『くちを失くした蝶』(KADOKAWA)も上梓し、活動の幅を広げています。
動画内では幼少期から現在までの半生を語り、十数年前のある俳優との出会いを振り返りました。
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■“泣きそうなおっさん”から電話
2012年頃、タクシーで移動中だった星田さんは見知らぬ番号からの着信があったそう。普段なら出ることはないそうですが、運転手が気を利かせてラジオのボリュームを下げてくれたことから仕方なく出ることに。
「西田です。ほっしゃん。さんの電話ですか?」と聞こえるも、星田さんは「あの声を知らなかったら、“泣きそうなおっさんの声”なんすよね」と回顧。「西田敏行です、本物です」と何度も言われるも、会ったこともない大物俳優から連絡がくることは信じられず…。
松村邦洋さんがモノマネしていると思い、「もう、いいっすって。松村さん、びっくりしますやん」と返すも「いや~本物なんです~」と“泣きそうな声”で訴えてきたといいます。
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■朝ドラの演技を観て「会いたくなって…」
しばらく信じられなかった星田さんですが、「○○さんから聞いて電話しました」と出した名前は、世間では星田さんと友達だと知られていない人だったため、本物だと認識。用件を聞くと「『カーネーション』を観て、本当にほっしゃんがすごいから、会いたくなっていろんなとこ調べてこうやって電話したの。お友達になりましょう」と言われたのだとか。
その後、表参道のお寿司屋さんで食事をすることに。突然電話をしたことについて「こういうことよくするんですか?」と質問すると、西田さんは「誰かが観て、ちゃんと評価してくれてるって知ったら嬉しいと思うから、いいと思った人には絶対連絡するの」と返ってきたことを明かしました。
お寿司を堪能したあとは、もう一軒…と下北沢にある「僕でも入らへんような汚いスナック」に入ろうとする西田さん。「来たことあるんですか?」と聞くと、「はじめて」と言いながらドアを開けたそう。
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■訃報を受け、翌日に向かった先
「どうも~西田敏行で~す。本物で~す」と、ママ・娘・息子のいるスナックへ入店。居合わせた客のひとりが動画を撮ろうとし、星田さんが止めようとするも「いいんだよ」と穏やかに返し、帰り際にはリクエストに応え自身の楽曲『もしもピアノが弾けたなら』を歌い、店内を号泣させていたことを懐古。このとき、西田さんが星田さんに対して「このままでいいよ」など評価してくれた言葉を思い返し「あれは忘れないですね」と振り返ります。
また、訃報を聞いた翌日には十数年ぶりにスナックに訪れ、まだ残っていた西田さんのボトルを飲みながらママたちと号泣したことを告白しました。
今回の動画には「西田敏行さん、あんなに大物でも気さくで本当に優しい人なんだな…思い出話に涙でる」「元々西田敏行さん演技もナイトスクープも大好きでしたが ほっしゃんと素敵な出逢いだなって思いました」「見てる人は見てるし、 それをわざわざ伝えてくれる人ってすごいな」などの反響が寄せられています。
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