プロ野球史に残る阪神「下柳激昂事件」 当時のチームメイトが明かす“真実”
珍プレー好プレーでおなじみの「何やってんだバーロー!」「やれよ!ちゃんとよー!!」のやつ。
お笑いコンビ・かまいたちがメインMCを務める『これ余談なんですけど…』(朝日放送)が18日に放送。野球史に残る名シーン「下柳激昂事件」について、当事者である関本賢太郎氏が一部始終を明かした。
■元タイガース・関本氏が出演
この日は、阪神タイガース元選手で野球評論家の鳥谷敬氏、関本氏をゲストに招き、今だから話せる“タイガース裏話”を語ってもらう内容。
顔面死球後に現れた体の「異変」や、なぜ「代打の神様」と崇められるようになったかなど、レジェンド2人が波乱万丈の現役時代を回顧した。
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■「下柳激昂事件」
そんな中、関本氏は伝説の珍プレーとして語り継がれる2007年10月1日“下柳激昂事件”について言及する。
この日先発マウンドに上がったのは2桁勝利に王手をかけたタイガースのベテラン左腕・下柳剛投手。セカンドに関本氏、ショートには秀太選手が付いていたが、打ち取ったはずの打球が内野で合計3つのミスを生み失点。
2回にわたって下柳投手がグラブを地面に叩きつけ、怒りの咆哮をあげる“激昂シーン”が強いインパクトを残した。
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■「トリのせい」
関本氏は、当時を振り返り「じつは(怪我で急遽欠場となった)トリ(鳥谷)のせいなんです。秀太さんは久々に1軍へ上がってきて、突然『鳥谷出られへんから、お前スタメンやぞ』ってなったから(心臓が)バクバクしているわけです」と弁解。
しかも先発は「怖い先輩」として知られていた下柳投手。そんな状況で秀太選手は1つ目のミスを犯してしまい、その直後に捕球ミスというエラーを起こしてしまう。
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■ベンチ裏で怒られた鳥谷氏
その後は萎縮したようなプレーで、今度はゲッツーを逃してしまった秀太選手。
「ボールがショートに飛んでいくと、(下柳投手は)後ろ振り返って『行ったぞ! ゴラァァァァ!』って言っているんです。その声に驚いて(秀太選手は)『うわぁぁぁ』ってなった」と解説した。
鳥谷氏も「みんなビビリあがっていた」と共感を示した上で、その日「なんでお前が出てないんだよ!」とベンチ裏で下柳投手に怒られたことも明かしていた。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)