AIがマッチングさせた男性は…見た目は“山男”だけどまるで“天使” また会いたかったのに、はじめての失態
マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■醍醐味
私の気持ちを聞いた彼は「いいことだ」と言いました。「そういうもんなんだ」と。不安になったり、自分らしくいられなくなるほどの苦しみや相手への怒りがある。「それが恋愛の醍醐味だよ」。
胸に響きました。ハッとしました。そうだ、恋愛ってそもそもそういうもので、そこまで大きな原因も正解もないんだった。自分を責める必要はない。落ち込むのはいいんだけどね、と笑顔で言ってくれました。
「そうですよね、でもなかなか上手くできないんですよね」と言うと、「だから、それが醍醐味。むしろ楽しんだんだと思うよ」。物の見方が冷静になってくる。私は楽しんだ、ジェットコースターみたいな日々を本当はどこかで楽しんでいた。
私はいつか恋愛から発展したずっと続くパートナーが欲しい。この山男さんのように全てを受け入れられるような。そう思いました。AI、私を立ち直らせるためにこんな天使みたいな人をマッチングさせてくれたのかい? 私はハンカチで涙を拭いました。
関連記事:辻希美、焼きそば麺は「あるもの」でほぐすと激ウマに これだけで全然ちがう…
■聞き忘れた
2時間くらい経ったので帰りましょうと、駅まで2人で歩きました、私はカウンセリングを受けたような気持ちになり、頭がボーッとしていて会話は少なくそのまま挨拶して改札で解散しました。
すごく楽になったなぁ。正直、本当に山奥で熊と暮らしている感じは強いけれど、また会いたいかも…と思った時に、山男さんの連絡先を聞き忘れたことに気づきました。しかもそれに気づいたのは数時間後。このマッチングアプリはチャットが時間切れになるシステムでした。
ということは、もう会えない。名前も聞いていませんでした。はじめての失態。でも…そういう縁だったのかもしれません、きっとAIが私を元気づけるために用意してくれた人だから…。そう思うことにしました。
私は、こんなに優しい良い人に会えるならこのマッチングアプリをもう少しやってみようと思いました。続けて使い続けていると、AIからフィードバックが? 性格はいいけど◯◯が★2だと!? なにこの傷つけてくるフィードバック! こんなのいらない! 続く!
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
・合わせて読みたい→冨永愛、ロケ先の焼肉店で白米を出され… “対応”に称賛「プロ」「最高に好き」
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)