相手を、傷つけず… 約9割が使う「乗り気のない誘い」を断る言葉って?

人から誘われたときに、あまり乗り気でない場合もあるだろう。

2024/12/29 10:00


打ち合わせ中の女性たち

誰かからの誘いを断るとき、どうやって伝えるべきか迷ったことあるだろうか? 直接断るのは気まずいけれど、無理に参加するのも避けたい。そんな場面で、「用事がある」という理由を使った経験がある人も…。



■約9割「乗り気のない誘いを…」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に「人からの誘い」に関する意識調査を実施したところ、全体で90.3%の人が「乗り気でない誘いを用事があると言って断った経験がある」と回答した。

乗り気でない誘いを用事があると言って断った経験があるグラフ

多くの人が用事を理由にして、角を立てずに断る方法を実践していることがわかる。


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■老若男女が「用事」を使う

性年代別で見ても、すべての年代と性別で8割を超える高い割合になっている。

乗り気でない誘いを用事があると言って断った経験がある性年代別グラフ

あまり興味のない誘いを断るのに、「用事」という言葉は都合がいいのだろう。


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■友達との食事の誘いを断る

友達からの誘いを用事で断った20代女性は、「友達から『明日の夜、ご飯に行こう?』って誘われたんですけど、その日は家でゆっくりとしたかったんです。ただ断るのに直接、『行きたくない』って言うと失礼かなと思いました。そこで『明日はちょっと、予定が入っていて無理』と伝えました」と振り返る。

相手に配慮しての発言だったようで、「本当はとくに予定なんてなかったんですけど、用事って言うと自然に聞こえますよね。友達もすぐ『そっか、また今度ね』って納得してくれて、その場が気まずくなることもなく終わりました。相手を傷つけずに断れるのが、この理由のいいところだと思います」と続けた。


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■素直に気持ちを伝える方が良い

一方で正直に理由を伝えることが多い30代男性は、「私はできるだけ、どんな誘いでも正直に断るようにしているんです。もちろん相手を傷つけないように、言葉は選びます。『今週は疲れていて、家で休みたい』や『外出する気分じゃなくて…』など、事実を柔らかく言って伝えるんです」

しかし素直に言うのが難しい相手もいると考えているようで、「友達も素直に話すと、『全然気にしていないよ』とすんなりと受け入れてくれます。はっきりと言うことで、関係が深まった気持ちになったこともあって…。嘘をつかずに気持ちを伝えたほうがいいと思うのですが、上司など目上の人だと難しいところかもしれませんね」とも話していた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年11月13日~2024年11月17日 
調査対象:全国10代~60代の男女595名 
誘い用事
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