【難読漢字クイズ】おせちに入っている「鯑」の読み方は? 正解率は約5割…

約半数が読み間違えた「鯑」。お正月に欠かせない“アレ”の読み方は…?

2025/01/02 06:15


鯑

聞き慣れた言葉でも漢字にすると意外と読めないことも…。お正月の定番「鯑」を正しく読むことができますか?



■「鯑」って何と読む?

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女665名を対象に「鯑」の読みかたに関する意識調査を行ったところ、「からすみ」と読むと答えた人が全体で42.4%。続いて、「キャビア」と読むと思うと回答した人が12.3%でした。

ちなみに、「からすみ」を漢字で表現すると「鱲子」となります。


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■正しくは「かずのこ」

なお、「鯑」の正しい読みかたは「かずのこ」。

「鯑」を正しく読める人の割合

編集部の調査では全体で45.2%の人が正しい読みかたを回答していました。


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■かずのこはニシンの卵

おせち料理に欠かせないかずのこは、ニシンの卵巣を塩漬けにしたり乾燥させたりした食品です。

大手食品メーカー・マルハニチロによると、一時期、かずのこが不足していたときには、カラフトシシャモの卵を代用品としていたこともありましたが、最近は太平洋産だけでなく、大西洋からも安定して輸入されるようになったので、今では代用品のかずのこはほとんど見かけなくなっているそう。

また、かずのこは、他の国々で食べる習慣がほとんどなく、今でも日本が世界一の消費国なのだとか。


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■名前の由来・おせち料理に入れる理由

ニシンは昔、「カド(鰊)」と呼ばれており、カドの卵は「カドの子」と呼ばれていましたが、徐々になまって「かずのこ」と呼ばれるようになったと言われています。

また、かずのこをおせち料理に入れる理由は、ニシンは多くの卵を産むことから、かずのこは子孫繁栄や子宝の象徴とされ、さらには、二親(ニシン)から元気な子が生まれ、代々栄えるようにと願いを込めて、現在でもおせち料理の定番として親しまれているのだとか。

知らなかった人は、豆知識として読み方と一緒に覚えておきましょう!

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(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年12月6日~2024年12月11日
調査対象:全国10代~60代の男女665名
女性調査Sirabee難読漢字
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