一見普通の避難看板、初見殺しすぎる6文字に目を疑う 「初めて見た…」とネット民驚愕

高知県・大月町で発見された避難場所「田中さんの畑」が話題。ネット上では「どの田中さんだよ!」とツッコミが相次いでいる。

2025/01/07 04:45



■そんなに前から避難場所だったのか…

今回の取材に対応してくれたのは、大月町役場の「危機管理室」担当者。

看板が設置された正確な時期は「不明」とのことであった。しかし、件の避難路では2004年度、2012年度にそれぞれ舗装整備等を行っており、その時点では存在が確認できているため、それ以前に設置されたものと考えられる。

「田中さんの畑」が避難場所に制定された経緯について、担当者は「想定される津波高(津波の高さ)より高い位置にあり、ある程度の収容人数が確保できる場所のためです」と、説明していた。

なお、収容可能人数は「約30人」とのことだ。


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■避難場所「◯◯さんの××」は他にも…

「ローカルの極み」とも呼ぶべき名称が採用された経緯について、大月町の担当者は「経緯は不明ですが、地区住民の方が分かりやすいよう、そのままの名前をつけたものと考えられます」と、説明している。

そして驚くことに、同町内では他にも避難場所に「◯◯さんの××」という名称が採用されており、その数じつに23箇所(「田中さんの畑」含む)と判明したのだ。

旅行などで訪れた土地で青看板に目をやると、思わぬ発見があるかもしれない。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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