貸しビルに現れた謎の張り紙、予想外な5文字に目を疑う 「何があったんだ…」と話題に
とあるテナントビルに出現した「パン屋さん諦めました」という謎の張り紙が話題。ギブアップの経緯を、ビル運営会社に聞いた。
■それにしてもこの会社、ノリノリである
件の物件、および「パン屋さん諦めました」という張り紙がバズっていた件はmorondo側でも認知していたようで、同社はノリノリで取材を快諾。
ちなみに、こちらは大阪府枚方市の「サンエース片鉾本町ビル」という物件と判明した。
張り紙を掲出するまでの経緯について、同社の担当者・兼田氏は「こちらは公園も近く、雰囲気の良い物件のため、更地だった頃から『ここにパン屋さんができたら絶対に良い』と思い、ビルのオーナーさんに熱烈に企画を提案したところ採用され、約1年前から当社にてパン屋さんの募集を始めたのがきっかけです」と説明する。
しかし、「居抜き」でない状態の物件にてパンの製造・販売をゼロからスタートするのは、やはりハードルが高かった模様。1年が経過しても「我こそは!」という声が上がらず、泣く泣く「諦めました」宣言を行なったのだ。
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■これを機に出店の可能性も…?
張り紙が大いにバズっている件は、同社としても驚きを隠せない様子。
なお、兼田氏からは「諦めたことが話題になるのは複雑な心境ですが、話題となったことがきっかけで『パン屋さんを やりたい!』と、言ってくれる方が現れたら嬉しいです」と、じつにポジティブなコメントが得られている。
パン作りに自信がある人は、ぜひ同ビルに店を構えてみてはいかがだろうか。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)