ゆっくり、過ごしたいのに… 約6割がつい「休日」に考える内容がヤバイ
せっかくの休日であれば、ゆっくりと休みたいところなのに…。
多くの人は休日を、リフレッシュする時間にしたいと考えているだろう。しかし休日にもかかわらず、仕事や勉強が頭を離れない人も少なくないようだ。
■約6割「休日に仕事や勉強のことを…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に「休日に考えること」に関する意識調査を実施したところ、全体で59.7%の人が「自分は休日に仕事や勉強のことを考えてしまう」と回答した。
仕事や学校の責任感やストレスが、休日にまで影響している人も多くいるようだ。
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■若い男性に多く
性年代別では、 10~20代男性が8割を超える高い割合になっているのが特徴といえるだろう。
若い世代では将来へのプレッシャーが強く出て、休日であってもあれこれと考えてしまうのかもしれない。
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■休日も仕事でいっぱい
休日も仕事のことばかり考えている20代男性は、「休日なのに、仕事のことばかり頭に浮かんで困っています。会議で出た課題、取引先との関係などを考え出すと、止まらなくなるんです。一度、『今日は絶対にリラックスしよう』と思ってカフェに行ったのですが、そこでも仕事のことを考えていました」と悩みを述べた。
友達といるときも考えてしまうようで、「気分転換に友達が遊びに誘ってくれることもあるのですが、そのときもふとした瞬間に頭の中で仕事の心配をしてしまいます。せっかく友達が誘ってくれたので、本当はもっと集中して楽しみたいのですが…」とも話していた。
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■家族との時間を大切に
家族との時間を大切にしている30代男性は、「私の休日は、完全にオフモードです。若い頃には、休みであっても仕事について考えていたこともありました。しかし結婚して子供ができてからは、家族との時間を大切にしようと考えるようになったんです。なによりも、大切な人たちなので…」と考えを語る。
会社にも恵まれていると感じているようで、「今、働いている会社は環境がよく、ライフワークバランスをきちんと取れるので安心して家族と過ごせます。もしもっとブラック企業のようなところであれば、家族との時間を犠牲にする必要があったかもしれないので…」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女595名