田中将大、復活に必要な改善ポイントは? 高橋尚成氏が分析「経験のある…」
読売ジャイアンツに移籍し、期待される田中将大について、高橋尚成氏は“ある選手”と同じ状況になっていると指摘。その上で「復活のために必要な修正方法」を提言した。
■田中投手の修正ポイントは?
田中投手も菅野投手と同じ状況になっていると語る高橋氏は「今の投手は投げる球種がかなり多く、それが肘を下げる原因になる」と指摘。
続けて「スイーパーなど、横に大きく曲げたいと思うと、肘が下がって手首が出て、大きく曲がって入るけど、曲がりが速くなって、コンタクトがしやすくなる。そういうことが起きないように改善していくことが必要」と語る。
修正方法については「こういう形で修正していくというのを、久保コーチと話し合って知識を得ながら進めていくのではないか」と予想した。
関連記事:読売ジャイアンツ優勝の立役者を高橋尚成氏が選定 「うまく投手陣をまとめて…」
■投手指導に定評のある久保コーチ
久保コーチは柳川商業高校出身。1976年のドラフト会議で近鉄バファローズから1位指名を受け入団し、近鉄と阪神タイガースで投手として20年プレーしている。
引退後は投手コーチとして古巣の近鉄、阪神や福岡ソフトバンクホークスで指導。2023年から読売ジャイアンツのコーチとなった。
指導力に定評があり、菅野投手や藤川球児現阪神監督など、不振に陥った選手を復活させた実績がある。