マッチングアプリに飽きて合コンに参戦が…聞いてた情報と違う さらに最後は“割り勘問題”

マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

2025/01/18 18:00


小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

マッチングアプリで起こるパターンはだいたい熟知した。つまりもう飽きてきていました。出会った人とは2回目のデートはなく薄い関係になるし、忘れられない元カレを超える人なんて現れやしない。デートした人からは「まずは、自分に自信をつけることが先だ」という自己啓発的な発言もされてしまう。よくわからなくなってきた私は、マッチングアプリではなく合コンに行ってみることにしましたが…。

★これまでのエピソードはコチラ



■苦手な合コン

マッチングアプリ慣れしている状態で、合コンに行ったらどうなるか実験してみたくなりました。

私は、合コンが苦手。大勢いるとうまく自分を表現できないときがあるし、女性陣の存在も気になってしまう。盛り上げなきゃいけないという気持ちにもなるし、もちろん誰からも選ばれないこともあるだろう。

マッチングアプリは私と恋愛しようと思って来てくれていて、私しか話す人いないし、すでに最初のステージはクリアしているからアプリ派なのですが…。アプリによってコミュ力もおそらく増したところだし、意外と合コン、上手くいくかもしれない。

早速、婚活中の友人から合コンの誘いが入りました。友人からは、かなり良い条件の人たちが来るから楽しみにしててと言われておりワクワクしました。しかし、どうしてこうなった? という展開が待っていました。


関連記事:「ほんっとに苦手」リュウジ氏、嫌すぎて撮影中にフリーズ… 「すごい同感」「まじで甘くしないで」の声も

■なぜ?

行く前に入っていた情報としては「30代の航空会社の男性」と聞いていたのですが、いざ合コン会場に着くと、待っていたのは「40代50代の魚市場の男性」でした。しかも既婚者も混ざっている…。なぜ? どういう伝達ミス? どうしてこうなった? 騙された気持ちで合コンスタート。

この合コンに向けて友人と、AパターンBパターンを考えていました。Aパターンは良い男性が多い場合で、ちゃんと芸人と名乗って真剣にいく。Bパターンはなしの場合で、一般女性としてただやり過ごす。Bにしました。私はこの日一般人女性・立花まおになりました。

「立花まおと言います、アパレルやってます、最近32歳になりました」みんな拍手。なにもかも詐称。

結果、思っている以上に楽しめました。魚市場のかたたちはパワーがありノリもよく、よく笑っていました。立花まおは、なに言ってもウケるウケる。途中から来た、50代の疲れ切ったげっそりしている男性に「ウォーキングデッドかと思ったー!」なんて失礼なこと言っても、爆笑。弄っても怒らない。


関連記事:『ハウルの動く城』大泉洋、カブのほかに“もう一人”演じていた 「マジかよ」「知らんかった…」

■割り勘問題

そして、魚市場なので新鮮なお魚を持って来てくださっていて、美味しすぎるお刺身をたくさん平らげました。恋愛として発展するかと言われたらわからないのですが、女性陣もとても綺麗な人たちが多く接しやすく、今日の合コン、これはこれで良かったと思えました。

ところが、お会計で事件が…「じゃあ女子、5000円ね」。女性たちは一気に顔が引きつります。聞いてないんだけど、と。女性陣はちょっとトイレ…と、席を立ちトイレにて文句ブーブー言い出します。「5000円なんて聞いてない」「勝手に魚持って来たのは向こう」「声でかくない?」「あいつ触ってきた」もう止まりません。

いやそもそも、30代の航空会社じゃなかったっけ? 出だしからなにもかも違う状態からスタート、結局、最後は後味悪い…。とりあえず5000円を払うと、男性陣の1人が「足りない、誰か払ってない」と言い出しました。

それを見た女性陣、2次会には行かず撤収しました。


関連記事:ヒートテックの寿命は「1年だけ」と誤解する人が続出、一体なぜ… 長生きのヒントをユニクロに聞いた

■個人的にはアプリ派

今回の合コンを経て、私はやっぱりマッチングアプリ派だなと思いました。マンツーマンでしっかりお話するほうが時間もそこまでかからないし、私だけに集中してもらうことができる。

合コンの良さはわかりました。マッチングアプリでは写真の写りが悪かったり、メッセージが苦手というだけでマッチングしない場合もあります。人見知りだけど、合コンならみんなと楽しくおしゃべりできるということで、そちらのほうが自然と魅力が出る人もいると思います。それに大勢の人がいるときの、彼の人への接し方も見ることができます。

確かに友人たちとワイワイ楽しくご飯食べる空間は、いいリフレッシュになるし気持ちは上向きにはなります。ただ、お会計の“割り勘問題”は、アプリだろうが合コンだろうが同じ。また、行ってみたら情報と違ったということも、マッチングアプリのプロフィールに嘘をつく人も多いので、同じかもしれません。

どちらしろ行動してみないとわからない、なにがおこるかわからない。なので、合コンは今後も機会があればしてみようと決めました。ただアプリ9割、合コン1割くらいのスタンスでいこうと。そして、また合コンを開催してもらえることに!

今回は、ハイスペックすぎる? 相手にしてもらえない? さらに女性陣からダメ出しが…続く!


こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

・合わせて読みたい→ヒートテックの寿命は「1年だけ」と誤解する人が続出、一体なぜ… 長生きのヒントをユニクロに聞いた

(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

婚活ものまね芸人マッチングアプリこいでまほ
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング