コンビニから本が消える…!? 不便を感じる? みんなの意見を聞いてみた
1月末で雑誌や書籍の取り扱いをやめると案内をはじめたコンビニも…。
報道各社は、出版取次大手の『日本出版販売』が2025年2月でコンビニへの雑誌や書籍の配送を終了する予定であると報じました。『日本出版販売』の撤退後は『トーハン』が引き継ぐそうなので、現状完全撤退ではないようなのですが、ECサイトや電子書籍化が進んでおり、コンビニの中には「当店では1月○○日をもって雑誌、書籍、コミック等の出版物のお取り扱いを終了します」という案内をはじめているコンビニも出てきています…。
そこでSirabee取材班は、コンビニから本が消えることについて聞いてみました。
■今はネットで何でも買えるから
「コンビニに本があったらあったで便利なのかもしれないけど、今はなんでもネットで買えるからね。だからコンビニに本や雑誌がなくても問題はないかな?
逆に、月刊の雑誌って絶対売れ残りそうじゃん? 売れ残るくらいなら置かない方がお店側にもいい気がする。個人的には本よりもイートインスペースを増やしてほしい」(30代・女性)
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■面白い出会いがあったから…
「コンビニの雑誌って元々買う予定なく、何となくフラッと立ち寄った際に買うものだよね。少し前に占いの特集がされていた雑誌があって買っちゃった。
あとは彼の運転するドライブで高速に入る前にコンビニに寄って、飲み物と一緒に雑学の本とか買って、渋滞したら本から彼にクイズを出したりして遊んだ。なんやかんやコンビニの本を買っていたから、なくなるのは悲しいな」(20代・女性)
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■ネットでは雑誌は買わない
「雑誌のおまけほしさに雑誌を買うこともある。ただ、雑誌って個人的にはネットでは買わずコンビニで買う派なんだよね。家から本屋まで遠いから、コンビニの本がなくなったらきっともう雑誌は買わないだろうなぁ。
コンビニに本は絶対に必要ではないけど、あったら何となく『今どんな雑誌あるかな』って見ていたから、楽しみがなくなる」(30代・女性)
だいたいどこのコンビニにも雑誌や本があったので、減るorなくなってしまう場合ちょっと悲しい気もしますが、電子書籍化が普及していることや、燃料の高騰などを考えると、やっぱり今の時代コンビニに雑誌や本を置くのは難しいのかもしれませんね。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)