ACジャパンのCM、その内容が「皮肉」と話題　警鐘鳴らす“意味深なメッセージ”が…

中居正広の女性トラブル騒動をめぐり、一部で社員の関与が報じられたフジテレビで、スポンサー各社によるCMの差し止めが相次いだ。

その差し替えとして放送されたCMについて、Xでは「皮肉」と話題になっている。

■CMの差し替え相次ぐ

中居の女性トラブル騒動をめぐっては、フジテレビは社員の関与を否定したものの、15日には、株主である米投資ファンドが、第三者委員会の設置を求めたことを公表。

同局の港浩一社長が17日に会見を行い、外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げ、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。しかし、調査を理由に質問に回答しない場面も多かった。

この問題を受け、同局の番組でCMを放送している大手スポンサー企業が、相次いでCMの差し止めや、ACジャパンのCMへの差し替えを発表。20日までに8社が差し替えたと伝えられている。

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■「決めつけ刑事」オンエア

この対応により、19日放送の『千鳥の鬼レンチャン』の3時間特番や、その後の『Mr.サンデー』のCMにACジャパンのCMが増加。20日放送の『めざましテレビ』なども同様の状態となった。

そのACジャパンのCMとして流れたのが、2024年度全国キャンペーンCM「決めつけ刑事（デカ）」。SNSなどで発信された情報を信じ込み、犯人を決めつけて捜査する刑事が登場するストーリーで、SNSによる不確実な情報や偏見で善悪を判断することに警鐘を鳴らしている。

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■「皮肉がすぎる」「分からないことが多い」

Xでは、ユーザーが「週刊誌記事によりスポンサーが降りてACジャパンのCMが増えた結果が『決めつけ刑事』って、皮肉がすぎるな」「『あくまで現時点では被害者は誰なのかはわからないままである』『あくまで現時点ではフジテレビは組織的な関与を否定している』この状況下でACジャパンの『決めつけ刑事』が大量に流れているのはなんとも皮肉ですね」と反応。

さらに、「確かに、この件は分からないことが多く、誰しも決めつけ刑事になる危険性を孕んでいますね」「決めつけ刑事（デカ）、ならないようにしないとね」「決めつけ刑事はなかなか深い」「穴埋めで流れてるACのCMが『決めつけ刑事』なの最高に皮肉が効いてて好き」といった声も見受けられた。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）