ヒコロヒー、全ライブをキャンセルして芸人引退　「丸の内OLになる」決意した過去明かす

21日深夜放送『証言者バラエティ　アンタウォッチマン！』（テレビ朝日系）に大ブレイク中の女性芸人・ヒコロヒーが登場。「芸人を引退した」過去を明かし共演者を驚かせた。

■ヒコロヒーを特集

2011年に芸人デビュー、昨今はCM4本、レギュラー番組11本を抱える大ブレイク中の女性芸人・ヒコロヒー。その活躍は芸人の枠に留まらず、俳優・歌手・作家・脚本家としてマルチな才能を発揮している。

この日は、初の冠番組となる『キョコロヒー』（テレビ朝日系）が2021年にスタートするまでの約10年間、売れなかった「空白の10年」を探るべく、旧知の仲の芸人・関係者に証言を求めていく。

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■当時のマネジャーが証言

「才能があったのになぜすぐに世に出なかったのか」、ブレイク前のヒコロヒーを2016年ごろから2年間担当した松竹芸能のマネジャー・西尾さんに尋ねる。

西尾さんは「めちゃくちゃおもしろかったですね。明らかにほかの人と違うというか…こんな埋もれてるおもしろい人いるんだって感覚でした」と当時のヒコロヒーについて回顧。世に出るチャンスを目指し、ネタ作りにもがくなかで「売れる気がしないんでやめます」と芸人引退を宣言した時期もあったと明かす。

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■「やめるのもったいない」と…

「丸の内OLになる」と西尾さんに告げ、芸人から足を洗ったヒコロヒーに対し、西尾さんは「やめるのは本当にもったいないというか、後悔するなと思った」と当時の心境を吐露。「たまにこう連絡して、新宿の喫茶店で『最近どう？』って感じの話しながら、『戻って来る』って言わないかなと思いながら会ってました」と芸人復帰を願いヒコロヒーと連絡を取り合っていたと語る。

半年は戻ってこないだろうと予想していた西尾さんだが、ヒコロヒーは「全然ムリでした、OL」とOLをやめて「驚くほど早く戻ってきた」と笑った。

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■3ヶ月はOLを経験

「1回やめますって言って」「（止める西尾さんに）『うるせぇ』つって、『全部のライブも出ぇへん』ってもう突っぱねて。『もう出ません、もうやめます』って言って。芸人の逆がOLやと思ってたんで『OLなるからほっといてくれ』とか言って」と当時のやり取りをヒコロヒーは再現。

不動産関係の会社でOLとして務めたが、女性社員同士の付き合いが難しく自分には合っていなかったため、3ヶ月で「全然ムリでした」と芸人に戻ってきたと振り返った。

ヒコロヒーの貴重なエピソードに視聴者も反応。「ヒコロヒーさんでも、腐ってる時期あったんだな」と驚く声が散見されている。

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（文／Sirabee 編集部・サバマサシ）