国土交通省、書類に深刻な下ネタ「野獣先輩」見つかり波紋 事務所は「不適切な表現」認める

国土交通省の管轄事務所で「淫夢営業」が行われている疑惑が浮上。当該事務所は「不適切な表現である」と認め、問題の資料を回収した。

2025/01/23 04:45



■発見時の状況が予想外すぎる…

まず、ポスト投稿主・ゆとりちゃんに話を聞いたところ、件の用紙は16日に松本自動車検査登録事務所で撮影したものと判明。

ことの経緯について、ゆとりちゃんは「車の名義変更をしに行った際、受付で渡された名義変更に必要な書類の記入例を見ながら記入していたら、『TDN』などの表記があることに気づき、三度ほど見返してしまいました」と、当時の心境を交えて説明する。

記者自身、「流石にコラでは…?」という戸惑いの思いが少なからずあり、それが伝わったのか、ゆとりちゃんは「コラっぽいと言われますが、ガチです。全体像の別角度から取った写真もあります」とも補足していた。

なお、周囲にはその他「淫夢」の気配は感じられなかったという。


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■担当者は「直ちに回収し、現在は使用していない」

件の用紙が大きな話題となっている件について、まずは松本自動車検査登録事務所に電話にて概要を説明。しかし、当然(?)ながら担当者は「淫夢語録」を認知しておらず、今回の事象についても全く危機感を抱いていない印象を受けた。

だが、記者が詳細をまとめた取材概要をメールにて送付したところ、事態は急変。

翌営業日(1月20日)には回答が得られ、その内容は「当事務所で使用していたものでありますが、貴社からの取材により不適切な表現であることが判明したため、当該記載例を直ちに回収し、現在は使用しておりません」というものであった。

大きな話題となった件については、「不適切な記載例を使用していたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした」と、謝罪している。非常にスピード感のある、真摯な対応に感じられた。

なお、当該の記入例の詳細については、「調査を行ないましたが、使用開始の時期など確認できておりません」とのこと。

取材を打診した際の反応と併せて考慮すると、今回のケースは決して事務所ぐるみで行われたものでなく、職員のいずれかが「ネットのノリ」を職場に持ち込み、独断で作成したものである可能性が高い。

仲間内で通じるネットミームによる歓談は非常に楽しいものだが、こうしたノリを押し付けたり、ましては職場に持ち込むのは言語道断である。身に覚えがある読者諸君は悔い改めて、どうぞ。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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