どう見てもガソリンスタンドな物件、屋根のロゴに目を疑う 「初めて見た…」と驚きの声も
ローソンのロゴを掲げたガソリンスタンドが話題に。ローソン広報は「ガソリンスタンド事業を行う法人オーナーの運営」と説明する。
現代人の生活に、無くてはならない存在と言えるコンビニ。ガソリンスタンド(サービスステーション)が併設されたコンビニ店舗を、目にした経験はないだろうか。
以前X上では「ガソリンスタンドにしか見えないローソン店舗」が、話題となっていたのだ。
画像をもっと見る
■あくまで「併設」なので…
例えば、セブン‐イレブンはセルフサービスステーション・EneJetを併設した店舗をいくつか出店している。
しかし、これらのケースではコンビニ店舗の屋根には「セブン」の、EneJet店舗の屋根には「ENEOS EneJet」のロゴを掲げているのがポイント。
だが、こちらの店舗はどう見てもガソリンスタンドであるにも関わらず、屋根には「ローソン」のロゴを掲げており、ガソリンスタンドの社名は一切確認できない。
果たしてこちらはガソリンスタンドなのだろうか。それとも、ガソリンを販売しているローソンなのだろうか…?
関連記事:日本一初見殺しなガソリンスタンド とんでもない立地状況が「見たことない」と話題に…
■通行人は「居抜きと思った」と混乱
やはり同店舗に関心を抱いたユーザーは少なくないようで、X上には「ガソスタかと思ったらローソンだった…と思ったらガソスタだった」「ローソンがやってるガソリンスタンド、初めて見た…」「ガソスタの居抜きローソンかと思ったら、ほんまにローソンがガソリン売ってた」など、驚きの声が定期的に上がっている。
調べてみたところ、話題の店舗は京都府京丹後市にある「ローソン 峰山町新町店」と判明。
なんとも印象的な外観の詳細について、ローソン広報の担当者は「同店はガソリンスタンド事情を営む法人オーナーが経営されているため、ガソリンスタンドを併設した店舗となっております」と、説明してくれた。
関連記事:知人を巻き込み強盗をでっちあげた職員を逮捕 動機は「家に早く帰るため」
■「最初からこの外観」ではない店舗も…
ローソン担当者はさらに、「他にも『京丹後弥栄店』と『野田川町石川店』(いずれも京都府)が同様に、ローソンのロゴが屋根に入ったガソリンスタンドを併設しています。これらの店舗も、同じ法人オーナーが経営されています」とも補足している。
ちなみに峰山町新町店は2005年、京丹後弥栄店は2017年にローソンとガソリンスタンドが同時にオープンしたため、オープン当初から現在の外観をしているという。
しかし、野田川町石川店のみ「ローソンが後からオープンした」という事情があり、その際に現行の外観デザインになったそう。
関連記事:ローソンに現れた求人情報、謎すぎる5文字に目を疑うも… 「さすが広島」と話題に
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
・合わせて読みたい→ローソンに現れた求人情報、謎すぎる5文字に目を疑うも… 「さすが広島」と話題に
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)