佐々木朗希に「がんばってほしい」江本孟紀氏がエール 批判の声には反論
ドジャース入団記者会見を行った佐々木朗希。一部で上がっている批判について、江本孟紀氏が独自の見解を示した。
野球解説者の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』で、ロサンゼルス・ドジャースと契約した佐々木朗希投手について語った。
■佐々木選手への批判に江本氏が…
江本氏はドジャースと契約した佐々木投手について、「日本で実績がないのにやれるのかと言って、批判する人がいる」と一部に批判の声があることに言及する。
そして「私に言わせれば、日本で投げようが投げまいが、アメリカができると思って採ったんだから、そんな心配する必要はない。実績がないからアメリカに行けないというルールはないし、メジャーリーグが『こいつはじゅうぶんできる、価値がある』と思って、ドジャースが採っている」と持論を展開した。
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■「大丈夫かいなとは思うけど…」
佐々木投手への批判に江本氏は「それを佐々木が『1年間ローテーションで投げたことがない』とか、『200イニングを投げたことがない』と言うのはおかしい」とバッサリ。
続けて「私も内心はそんなもんで大丈夫かいなとは思っていますよ。でもアメリカのスカウトがヘボか見る目があるかどうかわからないけれど、ドジャースに採ってきて入れている」とコメントした。
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■佐々木投手にエール
江本氏は佐々木投手に「球団が決まったので、それはそれで、がんばればいいじゃないですか」とエールを送る。
また「日本人選手がアメリカで活躍すれば、日本プロ野球の価値がますます上がる。日本の球界が凄いねと、やっぱりレベルが高いねと認められるきっかけになるわけですから、日本の球界のためにも、がんばってやってもらいたい」と語っていた。
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■体力に不安の声も
佐々木投手は2019年のドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。1年目は1軍、2軍の公式戦に登板せず、体力作りに時間を費やした。
2021年以降は1軍に定着し、2022年には1試合19奪三振と完全試合を達成。類まれなる才能を見せていたが、シーズン途中で怪我をしており、1シーズン通してローテーションを守ることはできなかった。
実力は誰もが認める佐々木投手だが、体力面に不安があるだけに、1シーズン162試合制という長丁場となるMLBに耐えることができるのか不安視する声が一部から上がっている。